走るライター南井正弘のコレはホントにスグレモノ!
コンバースから本格ランニングシューズ! 性能は想像以上
2024年9月26日 09:05
CONVERSE(コンバース)といえば、オールスターやジャックパーセルを始めとしたカジュアルシーンで大活躍する、キャンバスシューズのイメージが強いだろう。また、ブランドと関連あるスポーツという意味ではバスケットボールが真っ先に挙がるはずだ。
今春、そんなコンバースから本格的なランニングシューズ「コンバースランニング」が登場した。今回は、それらの中からスタイリッシュなデザインと十分な走行性能を融合したトップモデル「コンズ ランデュアル」を紹介したいと思う。
コンバースランニングは、「ポップランニング」をコンセプトに掲げ、これからランニングを楽しく始めたいというビギナーランナー向けに開発されたラインナップが揃っている。だが今回ピックアップしたのは、トップモデルとなる「コンズ ランデュアル」。
ミッドソールにREACT ATSとガイディングカーボンプレートを採用し、優れたクッション性を発揮しつつ、走行時のブレを抑えて足首が安定することで、正しいフォームをサポート。
また、通気性とクッション性に優れたオープンセル構造のウレタンカップインソールを採用。伸縮性と通気性に優れたニットアッパーに、サイドラインオーバープリントがスタイリッシュなデザインとなっている。
このように「コンズ ランデュアル」は、コンバースの革新的な技術が詰まった、ランニングを楽しむための機能的な一足となっている。
実際に足を入れて走ってみると、これまでのカジュアルなブランドイメージからは想像できないレベルの、走行性能を提供してくれるのがわかる。なかでも着地安定性は特筆すべき点だ。これは幅広のアウトソールとミッドソールに内蔵されたガイディングカーボンプレートが大きく貢献。着地から蹴り出しまでの一連の動きもスムーズで、脚力を効率よく路面へと伝達してくれる。
重量がそれなりにあることから、そこまで速めのペースで走るスペックではないと思ったが、徐々にペースを上げていくと、それまであまり感じられなかった推進力や反発性といったものも体感できるようになり、最終的にkm/5分20秒ほどまでペースを上げて、日課の6kmランを終えた。
そして、このシューズを履いたまま知り合いと会食に行った時には、「コンバースでランニングシューズあるんですね!?」、「そのコンバース、カッコいいですね!」と注目された。まだまだ履いている人も少ないので、ひとと持ち物がかぶりたくないというランナーにも、オススメの1足だといえる。