ぷーこの家電日記

第232回

「好きなもの×好きなもの」で幸せの乗算。ベランダ天国を満喫の季節

 1年のうちで案外少ない快適な時期。暑くもなく寒くもなく、心地が良い。週末の休みの日は、ベランダに出て趣味の家庭菜園に勤しんでいる。昼間に作業してると汗ばむ位だけどまだまだ大丈夫。もう少ししたら日中は作業できなくなるなぁと思いながら、どんどん茂ってきてるベランダを見つめてはニヤニヤしている私。とうとう夏野菜の収穫第1号も果たした!

 初収穫は、10cmくらいのミニキュウリ。他の野菜も順調に実を付け始めて、楽しみが止まらない。前に「これぞ怪我の功名。寝込んで発明した簡易ペットボトル水耕栽培器がめっちゃ使えそう」で発明した水耕栽培器を結構たくさん作って野菜を育てているんだけれど、想定通りというか、想定以上に順調で、並行して育てているプランターよりも成長も早いし元気だし虫も付きにくい。

 今季の成績を見て、プランターは少しずつ減らして、ペットボトル栽培で省スペース化と可動性(場所のローテーションによる最低限の太陽光の確保)を実現して、去年思い切り失敗した冬野菜の成功も目指して行きたいなぁと思っている。

 非常にうまく行っているペットボトルでの水耕栽培だけれど、この頃は成長が進んで、水の減りが尋常じゃない程で、「お前も呑兵衛か!」なんて妙に親近感わきながら、日々水を足している。1番の呑兵衛は茎ブロッコリー。毎日1L近くの水が無くなるからビックリ。続いてキュウリとか茄子とか。カボチャは葉っぱも大きいし茎も太いのに案外少食というか水を飲まない。1つずつの性格というか特性が見えて、本当にペットのような気持ちで育てている。

 そのうち、水に混ぜる液体肥料も野菜によって調整出来るくらいになれるかしら。もうちょっと詳しく勉強してみたくなって、「野菜栽培士」という資格が欲しいなと、通信教育の資料請求だけはしているんだけれど、まだ申し込みはしていない(笑)。

 どんどんマニアックになって行く私に、周りは「凄いね」と褒めているのか呆れているのか、おそらくその間くらいの反応だけど、夫は「そんなに夢中になれる趣味が見つかって、なんだか僕も嬉しいよ」と、うちのベランダと比べものにならないような広い広い心でニコニコ受け止めてくれている(笑)。手も出さないが口も出さない。唯一「洗濯干せるスペースだけは残しておかなきゃよ」と言うくらいで、「え? じゃぁ、まだまだ増やせるじゃん!」なぁんて思っちゃった(笑)。

 そんな広い心の夫から、週末に「ねぇ、今日はベランダでビールでも飲みながら野球でも見ない?」と何ともスバラシイ提案。ベランダご飯は、真夏は暑さに耐えられずゆっくり出来ないし、寒かったらビールなんて飲んでられないし、この時期だけの楽しみだ。1年ぶりにベランダのテーブル広げて、ホットプレート置いて、お野菜を中心に焼くもの準備してセッティング完了!

 iPadでパ・リーグLIVEからホークス戦流せば、最高のベランダビューイング! 秋くらいに買ったBRUNOのホットプレートが、丁度いい大きさで、めちゃくちゃ便利。コンパクトサイズなので、お皿など結構並べても邪魔にならない。何だこの快適すぎる空間は! と、ただのベランダなのに、めちゃくちゃ贅沢気分。

 夫も「最高だね! そして目の前にこんなに緑があるのもいいねー!」と、さりげなくベランダ菜園も褒めてくれながらご満悦。野球を見つつ、合間には「あれは何育ててるの?」なんて話を振って私の趣味の話を聞いてくれたりと、何とも楽しすぎる。

 そして、「あ、そら豆も焼く?」なんて、その場で丁度収穫タイミングだったそら豆をハサミで切って、さっと洗ってホットプレートの上で焼いたり、「ミニ人参も甘いよ」なんて、これまたプランターから収穫して食べたり、野菜を作っていないと味わえない、中々プライスレスな贅沢を満喫した。「趣味の野菜栽培×趣味の野球観戦=天国」でございました。そしてそして、昼間に飲んだビールはなぜだろうか眠気を誘う。ベランダなので、窓を開ければそこは部屋で、数歩で昼寝も可能(笑)。やっぱり天国すぎるベランダ!

 翌週には友達もベランダ天国に遊びにきてくれて、一緒に野球見てお喋りしてめちゃくちゃ楽しかった。本格的に暑くなる前に、また何度かベランダご飯したいなぁと思っている。もう少しでピーマンやインゲンやジャガイモなんかも収穫出来そうだし、ベランダで収穫祭を夢見て、今日も私は野菜に水と栄養を補給しつつ、ナメクジやアブラムシと戦う日々なのであります。

徳王 美智子

1978年生まれ。アナログ過ぎる環境で育った幼少期の反動で、家電含めデジタル機器にロマンスと憧れを感じて止まない30代後半。知見は無いが好きで仕方が無い。家電量販店はテーマパーク。ハードに携わる全ての方に尊敬を抱きつつ、本人はソフト寄りの業務をこなす日々。