美味しく「手抜き」クッキング

第36回

在宅ランチに10分で作れる「ひき肉とショウガのチャーハン」

ショウガを効かせたチャーハンです

気軽にサッと作れて、在宅勤務中のランチにもぴったりの「ひき肉とショウガのチャーハン」をご紹介します。ひき肉は火の通りが早く、ごはんとの馴染みも良いので手早く作れます。

食感を楽しむなら生のショウガを使うのがおすすめですが、市販のチューブに入ったすりおろしショウガで作ることも可能です。ピリッとしたショウガの風味で、食欲が刺激されますよ。

基本の材料

<材料(1人分)>
・ごはん:茶碗1杯(約150g)
・豚ひき肉:50g
・卵:1個
・ショウガ:3~4cm大(約8g)
・醤油:小さじ1
・砂糖:小さじ1/2
・塩:適量

<材料の注意事項>
・生ショウガがない場合、チューブショウガ小さじ1で代用できます

火の通りが早いひき肉を使うため手早く作れます

ショウガを千切りにする

ショウガは水でよく洗い、傷んでいる部分は包丁でこそげ落とします。皮が付いたまま、スライサーまたは包丁で千切りにしましょう。

残ったショウガは塊のまま水に浸すと1週間ほど日持ちします。浸している水は1日1回替えましょう。1週間以内で使う予定がない場合は、すりおろして冷凍保存もできます。

ショウガは千切りにします

フライパンで豚ひき肉を炒める

フライパンに豚ひき肉、ショウガを入れて中火に掛けます。豚ひき肉の色が8割くらい変わったら、醤油、砂糖を加えて炒め合わせましょう。調味料を合わせたら、次の工程で卵を炒めるためフライパンのふちに寄せておきます。

テフロンなどの表面が加工されたフライパンを使う場合は、豚ひき肉から油が出るため、サラダ油を引く必要はありません。鉄フライパンを使う場合は、サラダ油(分量外)を引きましょう。

フライパンに豚ひき肉を広げ、ショウガとともに炒めます

卵を割り入れてそぼろを作る

フライパンの空いたスペースに卵を割り入れます。木ベラで卵黄を崩し、卵白と混ぜるように炒めましょう。器に卵を割り、溶き卵にしてからフライパンに流し入れる方法でも大丈夫です。

卵をフライパンで混ぜるように炒めます

卵の塊を小さくするように木ベラで混ぜながら、スクランブルエッグを作ります。

木ベラで炒めてスクランブルエッグを作ります

ごはんを加えて炒める

フライパンにごはんを加えて炒めます。木ベラでごはんをほぐしながら、具材と混ぜ合わせていきましょう。最後に味見をして、塩で味を調えます。

豚肉と卵をごはんとよく混ぜ合わせます
じゅん

チョコレートと漬物が好きな管理栄養士です。現在、子育てに奮闘中。体力の衰えを感じながら、子どもと公園を走り回っています。家事の効率化とシンプルライフを目指して、日々の生活を見直し中です。