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[スイーツデコを作ろう21]彩りを添える「カット野菜」4種の作り方
2018年 7月 11日 06:30
ハンバーグや朝食プレートなど、スイーツデコのメイン食材に彩りを添えてくれる副菜の作り方を覚えましょう。今回は、カットトマト、レタスの葉、スライスオニオン、カットパンプキンの作り方をご紹介します。色鮮やかなカット野菜は、工程は少し多いのですが、コーディネートの見栄えが良くなるので、ストックしておくとスイーツデコ作りが楽しくなりますよ。一緒にカット野菜の作り方をマスターしましょう!
材料と道具
材料と道具
・樹脂粘土(直径20mmの球体分)
・化粧用スポンジ
・艶出しニス
・パレット3枚(牛乳パックを切ったものを使用)
・爪楊枝2本
・アクリル絵の具(黄、赤、緑、黄緑、黄土)
・木工用ボンド
・エポキシ接着剤(2液混合タイプ)
・ピンセット
・カッター
・筆
・アルミホイル(20mm四方)
カットトマトの作り方:粘土を赤く着色します
球体にした直径15mmほどの粘土に、パール1個分の赤の絵の具を付けてよく混ぜます。
カットトマトの作り方2:粘土を4等分にします
赤くした粘土を4等分し、直径7~8mmほどの球体にします。
カットトマトの作り方3:平らに潰します
4つの粘土をそれぞれ厚さが2~3mmになるよう、指で押して平らにします。厚さが均等になるように丁寧に潰しましょう。
カットトマトの作り方4:種が入る部分を作る
爪楊枝の先を使って、トマトの種が入っている部分を5つ作ります。まずは写真右側のように、外周から2mmくらい内側に、爪楊枝をポツポツと刺した点を並べて長さ4~5mmくらいの線を描きます。次に、2mmくらい空けてから、またポツポツと点を並べて、4~5mmの線を描きます。これを5回繰り返し、なるべく均等な長さの5本の線を描きましょう(写真右)。次に、線の内側へ、同じように爪楊枝の先でポツポツと台形を描きます(写真左)。
カットトマトの作り方5:穴を凹ませる
種が入る部分を点線で描いたら、爪楊枝の丸い方を使って線の内側を深さ1mmくらい潰します。窪みがはっきり付くくらい、凹ませましょう。
カットトマトの作り方6:種を作ります
球体にした直径5mmの粘土に、米粒ほどの黄土色の絵の具を付けてよく混ぜます。
カットトマトの作り方7:種を形成します
着色した粘土を、細かくちぎり、できる限り小さな楕円形にします。トマト1個に対して15粒ほど使うので、60粒ほど作ります。
カットトマトの作り方8:凹みへ木工ボンドを入れます
木工ボンドをパレットへ少し出し、爪楊枝の先を使って、トマトの凹みへ入れていきます。
カットトマトの作り方9:トマトの凹みへ種を入れます
ピンセットで種をつまみ、木工用ボンドを入れた凹みへ1つずつ乗せていきます。1個の凹みに種を2~3粒入れましょう。
カットトマトの作り方10:トマトの汁を作ります
エポキシ接着剤(2液混合タイプ)を、パレットの上にそれぞれ1円玉の大きさほど出します。黄色の絵の具を爪楊枝の先で1すくいして、2種類のエポキシ接着剤とよく混ぜます。すぐに硬化してしまうのでスピーディーにやりましょう。
カットトマトの作り方11:エポキシ液を入れます
着色したエポキシ接着剤を、爪楊枝を使ってトマトの種の上へ流し込みます。種が全て隠れるくらいの分量を入れましょう。全部の凹みへ入れたら、1時間ほど乾かします。これでカットトマトの完成です。
レタスの作り方: 粘土を黄緑色に着色します
球体にした直径15mmほどの粘土に米粒2個分ほどの黄緑の絵の具を付けてよく混ぜます。
レタスの作り方2:黄色の絵の具を混ぜます
黄緑色に着色した粘土へ、黄色の絵の具を米粒1個分ほど付けて、またよく混ぜます。こうすると、自然なレタスの色に近づきます。
レタスの作り方3:3等分します
着色した粘土を3等分して、それぞれ球体にします。
レタスの作り方:薄く伸ばして、質感を加える
球体にした粘土を、指先を使って、厚さ1mmほどに薄く伸ばします。形は、気持ち横長の楕円形に伸ばしましょう。これを机の上に置き、アルミホイルを丸めたもので軽くトントンとたたき、表面全体にデコボコ模様を付けます。模様は片面だけでOKです。これで、レタスの質感が加わりました。
レタスの作り方:一部を畳んで葉の形にします
レタスの質感を付けたら、葉の形にしていきます。横長に置いて、下端から上に向かって指でつまむように、山折りの折り目を高さ半分くらいまで、2つ作ります。レタスの不揃いな形を想像しながら、自由に折り目を付けてみてください。次に上端も3カ所くらいつまんで、折り目を作ります。半日乾かしたら、艶出しニスを薄く1回塗って、レタスの葉の完成です。
スライスオニオンの作り方:粘土を用意します
球体にした直径6~7mmほどの、着色してない粘土を用意し、15mm程度の長さの円筒形にします。
スライスオニオンの作り方2:形を作ります
カッターやサインペンなど直径10mmほどの棒状のものに粘土を貼り付け、厚さが均等になるように巻き付けます。今回は、カッターの柄に巻き付けました。長さ20mm、幅10mmくらいの大きさにします。
スライスオニオンの作り方3:乾燥させます
柄に巻き付けたままま2~3時間乾かしてから外します。薄いので乾くのが早く、ポロッと外れます。
スライスオニオンの作り方4:カットします
アーチ状の粘土を幅1mmくらいの厚さになるよう、優しくカットします。全部カットしたら、スライスオニオンの完成です。
カットパンプキンの作り方:粘土を黄色に着色します
球体にした直径15mmほどの粘土に、米粒2個分ほどの黄色の絵の具を付けてよく混ぜます。
カットパンプキンの作り方2:赤を混ぜ、オレンジにします
黄色に着色した粘土へ、米粒1.5個分ほどの赤の絵の具を付けてよく混ぜます。写真のようなオレンジ色にしましょう。
カットパンプキンの作り方3:成形します
オレンジに着色した粘土を、太さ10mmほどの円筒状にします。長さは20~30mmくらいになります。
カットパンプキンの作り方4:形を整えます
スライスオニオンのときと同様に、カッターやサインペンの柄のように、直径10mmの棒状のものに貼り付けます。厚みは7mm程度で、均等なアーチ型になるようにします。このまま1日乾燥させましょう。
カットパンプキンの作り方5:スライスします
1日乾燥させたら、厚さが3mmになるよう、カットしていきます。
カットパンプキンの作り方6:端をカットします
スライスパンプキンの形に近づけるために、スライスした粘土の両端をカットして、写真のような台形に近い形にします。
カットパンプキンの作り方7:皮の色を塗ります
パレットの上で、絵の具の緑と黄色を10:1で混ぜます。カーブの長い方の側面が皮の部分になるので、ここへ混ぜた絵の具を塗っていきます。絵の具は2回重ね塗りします。
カットパンプキンの作り方8:オレンジの色を付けます
赤と黄色の絵の具を1:3で混ぜてオレンジ色を作ります。絵の具を化粧用スポンジへ付けてカットパンプキンの本体にポンポンと色を付けていきます。すぐ乾きますので裏と側面にも色を付けましょう。全部に色が付いたらカットパンプキンの完成です。
カット野菜の完成!
カット野菜のスイーツデコは副菜として活躍してくれます。色もカラフルなので、添えるだけで見栄えが良くなりますよ。トマトは工程も多いですが、ハンバーガーにも使えるのでストックしておくと、作品のバリエーションがグッと上がります。レタスは好きな大きさにカットしてサラダやメインに添えてもいいですね。ぜひチャレンジしてみてくださいね。