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[スイーツデコを作ろう18]お皿に盛り付けた「ハンバーグセット」作り方

ハンバーグは、子どもから大人までみんな大好きなメニューですよね。今回のスイーツデコは、ソースを掛け目玉焼きを乗せたアツアツをイメージした「ハンバーグセット」の作り方です。ブロッコリーやニンジン、ポテトなど細かいトッピングの作り方もご紹介しますよ。マグネットにして冷蔵庫に飾ったり、ストラップにしたり、いろんなところで使えるので、楽しいですよ。材料も100円ショップで揃います。ついついお腹が空いてしまいそうなスイーツデコを一緒に作りましょう。

 

材料と道具

材料と道具

・細い筆
・不要になった歯ブラシ
・カッター
・パレット3枚(牛乳パックを切ったものを使用)
・樹脂粘土(直径30mmの球体程度)
・木工用ボンド
・アクリル絵の具(赤、緑、茶、黄土、黄)
・エポキシ接着剤(2液混合タイプ)
・爪楊枝

 

ハンバーグの作り方1:粘土に肉の色を付けます

直径1cmに丸めた粘土に茶色の絵の具をたっぷり付けてよく混ぜます。濃い茶色にしましょう。

 

ハンバーグの作り方2:形を作ります

粘土をハンバーグの小判形になるように指で整えたら歯ブラシで強めに叩いていきます。全体にハンバーグの焼いた肉の質感を付けましょう。これを1日乾かせばハンバーグの完成です。

 

ポテトの作り方1:形を作ります

パール1粒ほどの粘土を米粒のように細長くして、親指と人差し指をくっつけた間に入れます。指の間で挟んだ部分を軽く潰し、上に見えている部分を反対の人指し指でなぞるように整えて、櫛形にカットしたポテトを作ります。見えている部分が皮の部分になります。

 

ポテトの作り方2:色を付けます

まず水で5倍に薄めた黄土色の絵の具を、皮の部分に薄く塗っていきます。2回重ね塗りをしたら、茶色の絵の具を少量混ぜて、もう一度上から塗ります。ポテトは小さいのですぐ乾きます。これでポテトの完成です。

 

ブロッコリーの作り方1:2つのパーツを作ります

まず、ピーナッツほどの大きさの粘土に、緑の絵の具を米粒2つ分ほど付けてよく混ぜます。半分は写真のように細長く伸ばして乾かしましょう。残りの半分がブロッコリーの茎になります。上の部分を丸く、その下は細長くして、このまま半日乾かします。

 

ブロッコリーの作り方2:ツボミの粒を作ります

乾かした細長い粘土を細かくカットして、ブロッコリーのツボミの粒を作ります。厚さ大きさは1mmほどでたくさんカットしましょう。

 

ブロッコリーの作り方3:ツボミを茎に貼り付け

ブロッコリーの茎の丸くした部分にボンドをたっぷり付けて先ほどカットした細かいツボミのパーツを貼り付けていきます。細い茎の部分を持ちながらクルクル回すと上手く付きます。

 

ブロッコリーの作り方4:色を付けます

ボンドが透明になって乾いたら色を付けます。緑の絵の具を2倍に薄めて、ツボミの部分にだけ塗っていきます。3回ほど重ね塗りをしてください。

 

ブロッコリーの作り方5:茎をカットします

最後に茎の部分を短くカットすればブロッコリーの出来上がりです。

 

ニンジンの作り方1:色を付けます

ビー玉ほどの粘土に黄色の絵の具を米粒2つ分ほど付けてよく混ぜます。次に、写真のように3分の1を取り分けます。

 

ニンジンの作り方2:2色の粘土を作ります

両方の粘土に赤の絵の具をパール1粒分ずつ付けてよく混ぜます。絵の具の量が同じで粘土の大きさが異なるので、2色の粘土が出来上がります。

 

ニンジンの作り方3:伸ばします

大きい粘土を幅10mm、長さ30~40mm、厚さ3mmほどに手で延ばしていきます。小さい粘土も30mmほどの長さの棒状にしましょう。 

 

ニンジンの作り方4:棒状にします

濃い色の粘土を平らに潰した薄い色の粘土で包みます。中の粘土が見えないように繋ぎ目をきれいにして、均等な太さにしましょう。

 

ニンジンの作り方5:カットします

1日乾かしたら厚さ2~3mmにカットします。これでニンジンの完成です。

 

目玉焼きの作り方1:粘土に色を付けます

直径7mmほどの粘土を3対1に分け、1のほうに黄色の絵の具を粘土の10分の1ほどの量を付けてよく混ぜます。残りの粘土は白いままにしておきます。

 

目玉焼きの作り方2:形を作ります

白い粘土を厚さ2mmほどに潰します。潰したら爪楊枝の丸い方で、白身の周りを潰して、焼き目部分を作ります。ところどころ潰さない箇所を作りましょう。次に白い粘土に黄身を乗せる場所を作ります。爪楊枝の丸い方を使い、中心から少しずれた所に黄身が乗る程度の窪みを作ります。深さは1mmほどで少し押すくらいで十分です。厚さ3mmに潰した黄身を、作った窪みに置き上から全体を押します。

 

目玉焼きの作り方3:焼き色を付けます。

黄土色の絵の具を水で10倍に薄め、爪楊枝で押した白身のふちの焼き目部分に、細い筆の先で、ちょんちょんと色を付けましょう。

 

目玉焼きの作り方4:ボンドで膜を作ります

目玉焼きの黄身の周りの膜を作ります。ボンドを黄身が見えなくなるくらいたっぷり付けます。黄身全体を覆うように爪楊枝の丸い方を使って円を描くように均等に伸ばします。黄身と白身の境目までしっかりボンドを付けてください。ボンドが乾いて透明になったら目玉焼きの完成です。

 

お皿を作りましょう

各パーツが完成したら乗せるお皿を作ります。残りの粘土を綺麗な球形にしてから、親指の腹の部分で粘土を潰していきます。お皿の縁が残るように周囲は5mm幅で潰さないところを残し、楕円形に整えていきます。厚さは周りが7~8mmほどで、中心部は5mmくらいにします。

 

マグネットに加工するなら、このときにマグネットにボンドを付けて裏側に埋め込みます。ストラップにする場合はヒートンを入れる場所に針などの細いもので直径5mmほどの穴を作っておきましょう。乾いた時に入れやすくなります。この状態で1日乾かしましょう。

 

ソースを作ります

2液混合タイプのエポキシ接着剤をそれぞれパール1粒ずつ出し、爪楊枝で2回ほどすくった茶色の絵の具と混ぜます。写真のような色になるよう、絵の具の量を調節してください。よく混ぜておきましょう。

 

ソースを掛けましょう

お皿にボンドでハンバーグを貼り付けます。その上からソースを掛けます。こぼれるように掛けると美味しそうに見えます。ソースは30分~1時間で乾きます。ソースが乾いてから、作っておいたポテト、ブロッコリー、ニンジン、目玉焼きを乗せて、ボンドで貼り付けます。

 

ハンバーグセットの完成!

ハンバーグセットの完成です。今回はお皿を粘土で作りましたが、市販のフライパンなど小物を使ってもかわいいですよ。1皿にボリューム満点のセットです。お好きなおかずを乗せたりして、オリジナルのプレートを作るのもいいですね。ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。

 

 

なーよ

スイースデコ歴3年。作品をネット販売をしています。雑誌でスイースデコの記事を見かけ、こんなかわいいものが手作りできるなんてすごい!と思い、作り始めてみたのがきっかけです。1歳の息子を育てながら空いてる時間にスイースデコをしています。作るのが楽しくて、息抜きにもなるのでオススメです。minnneは「Na-yo✳︎shop」。