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[スイーツデコを作ろう17]トーストに目玉焼き「朝食セット」の作り方
2018年 5月 2日 06:30
朝起きて朝食のいい匂いがするとそれだけで幸せですよね。今回は、そんな幸せを、1枚のお皿にまとめたトーストと目玉焼きの「朝食セット」の作り方です。マグネットをお皿の裏に埋め込んで冷蔵庫に付けてもかわいいですし、ストラップにしてバッグに付けてもいいですね。材料も100円ショップで揃いますのでチャレンジしやすいですよ。美味しそうな朝食を、一緒にスイーツデコで作りましょう。
材料と道具
材料と道具
・樹脂粘土(直径30mmの球体1個)
・パレット3枚(牛乳パックを切ったものを使用)
・クッキングシート(敷くとくっつかないので便利です)
・アクリル絵の具(黄、黄土、茶、緑、赤)
・カッター
・細い筆
・木工用ボンド
・爪楊枝
・不要になった歯ブラシ
・両面テープ
トーストの作り方1:粘土に色を付けます
直径10mmの粘土に黄土色の絵の具を米粒1つ分ほど付けてよく混ぜます。
トーストの作り方2:形を作ります
色を付けた球体の粘土を厚さ5mmほどに潰して、四角くなるように指で角を作りながらトーストの形にしていきます。
トーストの作り方3:歯ブラシで叩いて質感を出します
パンの上面とトーストの耳の部分になる周りに歯ブラシを当て、形が崩れない程度の強さでトントンと叩いていきます。下面はプレートへ貼り付けるので、質感を付ける必要はありません。
トーストの作り方4:焼き色を付けます
小さく作ったパンへ色を付けるときは、両面テープでいらない台紙などに貼り付けると固定されて塗りやすくなります。まずは、黄土色と茶色を5:1の割合で混ぜて水で10倍に薄め、耳の部分を塗っていきます。側面を1周塗ったら、再度重ね塗りをして下さい。最後にトーストの真ん中に焦げ目を付けます。同じ絵の具で筆の水分を減らしてパサパサの状態で真ん中だけ色を付けると上手くいきます。これでトーストは完成です。
ベーコンの作り方1:3色の粘土を作ります
直径20mmほどの粘土を用意します。まず2等分し、片方に赤の絵の具をパール1粒分付けてよく混ぜます。もう片方は白い粘土のまま、2等分しましょう。赤の絵の具を混ぜた粘土から3分の1を取り、白の粘土の半分と混ぜます。そうすると写真のような3色の粘土が出来ます。
ベーコンの作り方2:形を作ります
3色の粘土を指の腹の部分でコロコロと転がして。細く伸ばします。1つの棒の直径がだいたい3mmになるようにします。上から赤・ピンク・白の順番で並べてくっ付けます。付けたら指で平らに潰していきます。粘土が重なっても大丈夫なので離れないように潰しましょう。
ベーコンの作り方3:半分に折ります
細く伸ばした粘土の長さを半分に折ります。まだ粘土が離れやすいので、潰しながらくっ付けていきましょう。
ベーコンの作り方4:粘土を伸ばします
潰したら両端をひっぱりながら粘土を伸ばしていきます。切れないようにゆっくり伸ばしてくださいね。厚さ2mm、長さが90~100mmほどに伸ばしましょう。
ベーコンの作り方5:カットします
粘土を長さ15mm~20mmにカットします。
ベーコンの作り方6:質感を出します
爪楊枝の丸い部分を使って上と下の端を潰していきます。
ベーコンの作り方7:形を整えます
指で真ん中に山ができるように、両端から指で押します。くねくねした形にすると本物に近づきますよ。
ベーコンの作り方8:焼き色を付けていきます
先ほどトーストで使った絵の具をそのまま使います。爪楊枝で押した部分に色を付けます。焼き色が濃いところを作ったり、薄いところを作ったりしましょう。濃いところは2重3重と塗ってください。これでベーコンは完成です。
カットきゅうりの作り方1:粘土に色を付けます
直径10mmの粘土に米粒1つほどの緑の絵の具を付けてよく混ぜます。
カットキュウリの作り方2:棒状に伸ばします
指の腹を使って太さが均等になるように、コロコロを伸ばします。直径3mmほどに伸ばしましょう。キュウリは乾燥させないとカットできないので、固まるまで半日~1日待ちます。
カットキュウリの作り方3:色を塗ります
乾燥して固まったら緑の絵の具を塗ります。水は1滴か2滴だけ加えて、濃いまま塗っていきます。側面全体に塗り、重ね塗りしましょう。
カットキュウリの作り方4:カットします
絵の具を5分ほど乾かし、乾いたら斜めに厚さ3mmにカットします。これでカットキュウリの完成です。
プチトマトの作り方:赤い球を2つ作る
直径7mmほどの粘土に赤い絵の具を粘土の半分の量ほど、たっぷり付けてよく混ぜます。半分にして両方の粘土を丸めたらプチトマトの完成です。
目玉焼きの作り方1:粘土に色を付けます
直径7mmほどの粘土を3:1に分け、1のほうに黄色の絵の具を粘土の10分の1の量ほど付けてよく混ぜます。残りの粘土は白いままにしておきます。
目玉焼きの作り方2:形を作ります
白い粘土を厚さ2mmほどに潰します。潰したら爪楊枝の丸い方で周りを潰していきます。ところどころ潰さない箇所を作りましょう。次に白い粘土に黄身を乗せる場所を作ります。爪楊枝の丸い方を使い、中心から少しずれた所に黄身が乗る程度の窪みを作ります。深さは1mmほどで少し押すくらいで十分です。そこに黄身を厚さ3mmに潰して窪みに置き、上から全体を押します。これで形は出来上がりです。
目玉焼きの作り方3:焼き色を付けます。
黄土色を水で10倍に薄め、先ほど爪楊枝で押した場所に色を付けていきます。ちょんちょんと付けるように焼き色を付けましょう。
目玉焼きの作り方4:ボンドで膜を作ります
目玉焼きの黄身の周りの膜を作ります。木工用ボンドを黄身が見えなくなるくらいたっぷり付けます。黄身全体を覆うように爪楊枝の丸い方を使って円を描くように均等に伸ばします。黄身と白身の境目までしっかりボンドを付けましょう。ボンドが乾いて透明になったら目玉焼きの完成です。
お皿を作りましょう
各パーツが完成したら乗せるお皿を作ります。残りの粘土を綺麗な球にします。
お皿の形にします
親指の腹の部分で粘土を潰していきます。周りの縁を5mmほど残しながら楕円形に整えていきます。厚さは周りが7~8mmほどで、中心部は5mmくらいにします。マグネットを付けるなら。ここでボンドを付けたマグネットを裏側に埋め込みます。ストラップにする場合はヒートンを入れる場所に針などの細いもので5mmほどの穴を作っておきましょう。乾いたときに、ヒートンを入れやすくなります。次に、各パーツをお皿へボンドで付ければ完成です。
朝食セットの完成!
お皿を1日乾かして完成です。パンをお好きなものに変えたり、野菜をフルーツに変えたりと、いろいろできるのでオリジナルの朝食セットにチャレンジしてみてもいいですね。マグネットやストラップなどに加工するのもかわいいです。ぜひ挑戦してみてくださいね。