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[スイーツデコを作ろう16]イチゴを乗せた「ショートケーキ」の作り方
2018年 4月 6日 20:00
白と赤のコントラストが食欲をそそるイチゴの乗った「ショートケーキ」は、まるで洋菓子の王様のようですね。スイーツデコ16回目の今回は「ショートケーキ」の作り方をご紹介します。工程は少し多いですが、完成するととてもかわいく、作り方を覚えればいろいろなケーキへ応用できます。一緒に洋菓子の王様「ショートケーキ」の作り方を覚えましょう。
材料と道具
材料と道具
- 樹脂粘土(直径5cmほどの球体)
- 丸い型抜き:1個
- パレット:1枚(牛乳パックを切ったものを使用)
- 爪ようじ:1本
- アクリル絵の具(黄土)
- タミヤカラー(赤、ない場合は赤いアクリル絵の具)
- 木工用ボンド
- 使用済み歯ブラシ
- カッター
- 細い筆
- シリコンホイップ(100円ショップにあります)
作り方1:樹脂粘土を分けます
用意した粘土から直径1cmの球体1個を取り、残りを3等分にします。小さな球体はのちほど「イチゴ」になり、大きな3個の球体は「スポンジ」と「クリーム」になります。
作り方2:粘土に色を付けます
3等分した粘土2個へ、黄土色の絵の具をパール1粒分くらい直接付け、よく混ぜて丸くします。黄土色の絵の具が付いた粘土が「スポンジ」、白い粘土が「クリーム」になります。
作り方3:「スポンジ」と「クリ―ム」を潰します
きれいに丸めた「スポンジ」と「クリーム」の粘土を、それぞれ指や手のひらで押して潰しましょう。だいたい0.8cm~1cmほどの均等な厚さになるように潰します。
作り方4:「スポンジ」と「クリーム」を重ねます
3枚の潰した粘土を、真ん中が白い「クリーム」になるように重ねます。このとき、3枚の大きさはピッタリ同じでなくても大丈夫です。あとで切り抜くので、心配せず片側に揃えて重ねましょう。
作り方5:型をとります
先ほどの3枚を丸型で切り抜くように、型抜きします。粘土を重ねるときに揃えた方へ、型を寄せて被せるように抜きます。揃えた面がショートケーキの側面になります。
作り方6:「カットケーキ」の形を作ります
3枚の粘土がきれいに揃っている箇所が側面になるように、カットケーキの三角形を作りましょう。まず表面にカッターで線を引いてから、一気に上から切ります。
作り方7:「カットケーキ」の形を整えます
カッターで切った断面を、指でならしながらカットケーキの形に整えます。
作り方8:歯ブラシでスポンジケーキの質感を出します
カットケーキの表面を歯ブラシで叩いて、全体に質感を付けていきます。形が崩れない程度の力で表面をトントンと叩いて、ケーキらしい質感を出しましょう。全体の質感が出ると右の写真のような感じになります。
作り方9:「焼き目」を入れます
ケーキのクリームとスポンジの間に、焼き目を描き入れます。アクリル絵の具の黄土色をパレットに少量取り、水で少しだけ薄めて細い筆で線を入れましょう。側面はクリームを付けるので線を描かなくても大丈夫です。
作り方10:「イチゴ」を作ります
始めに取り分けておいた小さな粘土で、イチゴを作ります。ケーキの大きさに合わせて、好みの量の粘土を取り、イチゴの形を作ります。次に、爪楊枝で表面を押して、タネの模様を付けましょう。
作り方11:「イチゴ」に色を付けます
パレットにタミヤカラーを取り、水で少し薄めたら、イチゴを転がすようにしながら筆で色を塗っていきます。絵の具が乾いたらイチゴは完成です。
作り方12:「クリーム」を塗ります
100円ショップで売っているシリコンクリームを使います。ケーキの上に「クリーム」を出しましょう。量は、少しずつ出してみて、足りなかったら足すようにしましょう。
作り方13:爪楊枝で「クリーム」を延ばします
クリームを、爪楊枝を使って伸ばします。爪楊枝の棒の部分を使って平らになるように伸ばしていきましょう。上を塗り終わったら、側面も塗ります。クリームを足しながら平らに塗っていきましょう。
作り方14:「クリーム」を絞ります
飾りの「クリーム」を絞っていきます。写真のようにケーキの端とイチゴを乗せるところへクリームを絞ります。
作り方15:「イチゴ」を乗せます
クリームの上へイチゴを乗せて出来上がりです。
「ショートケーキ」の完成!
「ショートケーキ」の完成です。三角のカットケーキだけではなく、四角く切って裏にマグネットを付けてもかわいいですよ。クリームを足したり、フルーツをが変えたりして、アレンジしたオリジナルのケーキを作ってみてくださいね。