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羊毛フェルトで作る、ハートが可愛い「バレンタインチョコ」の作り方

もうすぐバレンタインですが、みなさんはどんなチョコレートをあげるか決まりましたか?今回は、食べられないけど、とっても可愛い「羊毛フェルト製チョコレート」の作り方を紹介します。簡単なのでお子さんと一緒にチャレンジしてもいいですね。たくさん作って、お友だちや家族にプレゼントしてはいかが。

 

用意するもの

写真左から

  • フェルティング用マット(メラミンスポンジで代用OK)
  • フェルティング用ニードル1本
  • 羊毛フェルト3色(焦げ茶色約2g、白0.5g、赤0.5g)

 

どの材料も、100円ショップや手芸店で手に入ります。

 

作り方1:チョコレートの芯を作る

今回は、出来上がりが縦1.5×横2.5×高さ1cmほどのフェルト製チョコを作ります。まずは焦げ茶色の羊毛フェルトを3.5×25cmを目安に取り分けます。マットの上へ縦長に置き、長さ7.5cm程度を2回転ほどで巻きます。下の端からきつく引っ張りながら巻き、丸めたフェルトをニードルで刺して固めます。マットにニードルが届くまで10回ほど、全体的にまんべんなく刺しましょう。もう1度7.5cm程度クルクル巻いてフェルトの先が10cm残っている状態で、巻いた部分を10回刺します。手を離してみて、巻いた羊毛同士がくっついて離れなければ、次へ進みます。

 

作り方2:フェルトの両端を折り込み円柱形にする

左側を1cm程度折ったら、折った部分を真上からニードルがしっかりマットに届くくらいまで、10回ほど刺して固めましょう。右側も同じように1cmほど折り、同じようにニードルで刺し固めます。このとき全体の横幅が3cmくらいになるように両端を折り込むと、バランス良く出来上がります。しっかり羊毛同士がくっ付いたら、残りの羊毛をクルクルと巻き、再度ニードルで全体を10回ほど刺して固めます。

 

作り方3:フェルトの側面を平らに仕上げる

今度は羊毛フェルトを縦方向に持ち替えて、側面を平らに仕上げます。なるべく垂直に持ちましょう。浅くニードルを刺して表面をきれいに整えます。深く刺し過ぎると横幅が小さいサイコロ型になってしまうのでご注意くださいね。表面をきれいに整えたら、上下ひっくり返して、もう片面も同じように平らに仕上げます。

 

作り方4:円柱から直方体に仕上げる

側面が平らになったら、側面を親指と人差し指で強くつまむように持ち、円柱形を上下面が1.5×2.5cm程度、側面が1×2.5cm程度の長方形になるように、ニードルを外側から内側へ刺していきます。このときも表面をきれいに整えることを心掛けて、ニードルを浅く刺していきましょう。これを4面ぶん繰り返し、長四角いチョコレートの形に近付けていきます。

 

作り方5:ヒモに見立てたホワイトチョコを飾り付ける

次に、ホワイトチョコをギフトのヒモに見立てて飾り付けましょう。白の羊毛フェルトを少量取り分け、それをひねって太さ0.1cm長さ約5cmのヒモ状にします。これを2本用意します。1本目を焦げ茶色のチョコレート本体に縦に巻き、最初と最後の繋ぎ目をぐっと押し付け固定して、ヒモを中へ入れ込むように、上からニードルで浅く刺していきます。白ヒモのはみ出た部分はハサミでカットしましょう。少し長めに切って、ヒモの端を隠すよう深めに刺すときれいに処理できます。2本目は、十字になるように横向きに巻いて、同じように刺し固めましょう。

 

作り方6:ハートを作る

赤の羊毛フェルトを少量取り分け、手で丸めて米粒大のものを2つ作ります。この2つをV字にくっ付けるイメージでチョコレート本体へ乗せ、浅く刺してハートの形になるように固定します。最後に毛羽立ちをハサミで優しくカットしたら「羊毛フェルト製バレンタインチョコ」の完成です!

 

アレンジしてみましょう

基本を覚えたら、色を変えて抹茶やイチゴ味のチョコも作ってみてはいかがでしょうか?バレンタイン用の箱に入れてプレゼントにすると可愛いです。また日常使いのアイテムにアレンジするのもおすすめ。裏側に磁石を接着剤で付ければ冷蔵庫などで使えますし、ブローチピンを付ければシャツやバックに付けて楽しめます。ぜひお試しくださいね!

にじとえのき

羊毛フェルトに癒されながら作品作りに励む、にじとえのきと申します。手に取った方がほのぼの、あたたかい気持ちになれる作品を目指して日々チクチクしております。作品はminne「Nizito enoki'S GALLERY」にて販売中です。