暮らし
[9000人調査]イヤイヤ期、子どもの性別、人数、生まれた順番での差は?
2018年 1月 24日 11:30
何を言っても「イヤ!」ばかり、「イヤイヤ期」の子どもは、本当に手が焼やけるもの。今回は、0~5歳児がいるママパパ9,000人に聞いた、イヤイヤ期のストレス度や月齢別イヤイヤ率の調査結果をご紹介します。子どもの年齢だけでなく、性別、人数、生まれた順番、親の性格なども、「イヤイヤ期」の親のストレス度には影響するようです。
イヤイヤ期は1歳後半にスタート、2歳でピークに
博報堂こそだて家族研究所、博報堂発の次世代育児アイテムPechat開発チームが共同で運営するイヤイヤ期の研究チーム「イヤイヤ研」が、0~5歳児がいる男女9,250人へ行なった「イヤイヤ出現率調査」で、「(自分の子が)現在イヤイヤ期だと思うか」を尋ねたところ、子どもの年齢が「1歳後半(56.8%)」から「3歳前半(61.3%)」の期間で半数を超えました。なかでも特に割合が高かったのは「2歳前半(77.3%)」と「2歳後半(72.3%)」で、イヤイヤ期は2歳がピークだということが明らかになりました。
イヤイヤ期への対応、ママのほうがストレス度が高い
前の質問で「イヤイヤ期の子どもがいる」とした4,412人へ「(イヤイヤ期の)ストレス度」を聞いたところ、「10点満点で8点以上」と回答したママは39.7%だったのに対し、パパは24.3%となりました。ストレス度は、ママのほうがパパより15ポイント以上高い結果に。ママのほうが、日々の生活で子どもと接する時間が長いこともあり、ストレスを感じている人が多いようです。
「専業主婦」「平日の協力者ナシ」のママ、ストレス度が高い
先ほどの質問で「ストレス度が10点満点中、8点以上」と回答したママを、「働いているかどうか」「平日に協力者がいるかどうか」で分けると、「専業主婦ママ(40.8%)」のほうが「フルタイムママ(35.5%)よりも高くストレスを感じ、また「平日の協力者がいないママ(45.1%)」のほうが「協力者がいるママ(38.3%)」よりもストレス度が高いことが分かりました。
子の性別はストレス度に影響せず、双子や多胎児で上昇
また「ストレス度が10点満点中、8点以上」だった人の子どもの「性別」「兄弟の関係」「何番目か」を分析してみると、性別は「女児(31%)」と「男児(31.1%)」と大きな差がなかったものの、兄弟関係については「双子・多胎児がいる(45.5%)」人が最もストレス度が高かったことが分かりました。何番目の子どもかという点では「第1子」と「第2子」は34.3%で同じ結果でしたが、「第3子」は28.6%と減少傾向に。2人目まではイヤイヤ期に手を焼くものの、3人目になれば親の心に余裕が生まれたり、年上の子どもたちが手伝ってくれたりして、ストレスを感じる人が少なくなる傾向がうかがえます。
親の性格も「イヤイヤ期」のストレス度に関係
また、親の性格」とストレス度の関係を調べてみると、「悲観的にものを考えるほうだ(39%)」という人のほうが「楽観的にものを考えるほうだ(28.4%)」という人よりストレスを感じていました。子どもが「イヤイヤ期」でも楽観的に構えていると、ストレス軽減が期待できるかもしれません。
イヤイヤ期に効果!「Pechat」でぬいぐるみとの会話が可能に
「Pechat(ペチャット)」は、博報堂のプロダクト・イノベーション・チームmonomと博報堂DYグループの博報堂アイ・スタジオが共同で開発したボタン型スピーカー。お気に入りのぬいぐるみにPechatを取り付け、専用のスマホアプリを操作すると、まるでぬいぐるみがしゃべっているように感じられるアイテムです。歌やお話を始め、寝かし付けやお片付けなど「イヤイヤ」しがちなこともPechatを活用すれば、すんなり受け入れてくれそうですね。実際、「イヤイヤ期の子どもが素直に言うことを聞いてくれた」という声がたくさん寄せられているそうです。
◇Pechat (ペチャット)
http://pechat.jp
まとめ
ンケートでは、「魔の2歳児」を実感しているママパパが多いことが分かりました。また、双子や多胎児では人数分の「イヤイヤ期」の大変さがある一方、第3子では軽減されるのは、親の経験もあるかもしれません。ですが、そんなことも言ってられない「イヤイヤ期」真っ盛りのお子さんがいる人は、Pechatのようなアイテムを活用してみても良さそうですね。
◇乳幼児のイヤイヤ期を研究する「イヤイヤ研」、「イヤイヤ実態調査」第1弾の結果を発表(博報堂)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000018150.html