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新春の食卓を彩る「お祝箸の袋」を、消しゴムはんこで作ってみましょう♪
2017年 12月 24日 07:00
お正月に使うお祝い箸の袋を消しゴムはんこで彩ってみませんか?「梅の花」「梅のつぼみ」「松葉」の3つの和風柄に挑戦してみましょう。ひとつひとつ手作りしたお祝い箸袋は、新年の膳に温か味を添えてくれるでしょう。ぜひトライしてみてくださいね。
準備するもの1:はんこを作る道具・材料
- デザインカッターと普通のカッターナイフ
- カッターマット(ない場合は厚紙など)
- 消しゴムはんこ用のゴム版(100円ショップで購入可、1cmの厚さの物が彫りやすい)
- トレーシングペーパー
- 白い紙
- ペン、鉛筆またはシャープペン
- 定規
- マスキングテープ
- 練り消し(セロテープや消しゴムでも代用可)
準備するもの2:箸袋を作る道具・材料
- 白い紙(画用紙など少し厚みのある紙、サイズ17cm×14.7cm)
- ペン、鉛筆またはシャープペン
- 太めの針(画用紙に筋を付けるため)
- スタンプ台:2色
ゴールド(アートニックS)
スカーレット(アートニックS) - マスキングテープ
- 消しゴムはんこ:梅の花、梅のつぼみ、松葉
- スティックのり
デザインカッターとスタンプ台はネット購入が便利です。スタンプ台は、同じ色のものがあれば「アートニックS」でなくても構いません。画用紙など、ほかの材料は100円ショップでだいたい購入できます。
手順1:下絵の作成
連載1回目でご紹介した方法と同じように、下絵を作成します。まず白い紙に目立つ色のペンで0.5cm四方の方眼を描き、その上へトレーシングペーパーを重ねて、マスキングテープで留めます。そして、3種類の下絵「梅の花」「梅のつぼみ」「松葉」を、写真を参考にトレーシングペーパーへ描きましょう。
◇初心者さんOK!お花柄「消しゴムはんこ」彫り方、ラッピングアレンジ
https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/lifestyle/1162428.html
手順2:はんこを彫る
はんこを彫る手順を「梅の花」を例に説明します。詳しい彫り方は、連載2回目の「お花のはんこ」の彫り方を参考にしてください。梅の花びらはベタ面で表現し、花芯は下絵の通りにくり抜きましょう。
- 下絵を書いたトレーシングペーパーを、鉛筆の下絵がゴム版へ接するように乗せ、爪などでこすってゴム版へ下絵を写します
- 下絵ラインの外側へデザインカッターで切り込みを入れ、さらに1回り外側にも切り込みを入れてV字状の溝を作ります
- モチーフの外側0.2~0.3cmを残して、不要な部分を普通のカッターで切り落とし、V字溝の外側の不要な部分をデザインカッターで取り除きます
- 下絵の線を練り消しなどで消したら、はんこの出来上がりです
◇初心者さんOK!「お花のはんこ」の作り方、素敵な押し方アレンジも
https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/lifestyle/1162559.html
「梅のつぼみ」は、「梅の花」と同様に全体をベタ面にして、「がく」のみをくり抜きましょう。
手順3:箸袋の紙を作る
3.5cmの印は、ここでは付けずに、あとで付けます。印を付けたら水色の線(4本)へ、太い針などで筋を付けておきましょう。
手順4:紙を折る
最初に2カ所の斜め部分を谷折りにしてノリで貼っておきます。そして(1)の線を谷折りにします。次に(2)の線を谷折りにします。写真の右のように紙をひっくり返して、(3)の位置(下から3.5cm)に筋を付けて谷折りにしましょう。(3)は紙3枚分の折り線なので、少し強めに筋を付けましょう。
手順5:はんこを押す
紙を広げて、折り筋が山折りになるように置きましょう。「梅の花」と「梅のつぼみ」にはスカーレットを、「松葉」にはゴールドのスタンプ台を使用して、はんこを押します。主に箸袋のおもて面へ押しますが、裏面にも少し押すと素敵な仕上がりになりますよ。全体的にバランス良く見えるように配置して押しましょう。
手順6:仕上げ
はんこをよく乾かしたあと、箸袋に仕立てます。紙の裏面を上にして、(1)へノリを付けて最初の折り筋通りに谷折りにします。次に(2)の部分へノリを付けて谷折りにします。その後にひっくり返して(3)へノリをつけて谷折りにしましょう。これで完成です。
色を変えて、アレンジを楽しみましょう
今回は、メインに赤、サブにゴールドを使って、お正月のめでたさを表しましたが、家族やお客様一人一人に違う色のお祝い箸袋を用意するのもステキですよ。新春らしい明るいPOPな色で、お正月のテーブルを飾ってみてはいかがでしょうか。