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巻くだけでOK「アクリルハンディモップ」2種の作り方と、便利な使い方

毎日掃除をしていても目立つ「ホコリ」は、気が付いたらすぐに取りたいですよね。今回は、アクリル毛糸を割り箸へ取り付けた「アクリル毛糸のハンディモップ」の作り方と、使ってみた感想をご紹介します。アクリル毛糸が「ホコリ」を吸着してくれるので、市販の「ハンディモップ」のように掃除できますよ。また今回は、毛糸の毛先を切ったものと、切らないものと両方作って使い心地を比べてみました。こういった道具は、子どもが大好きなので、子ども専用の「ハンディモップ」を作ってあげれば、我が家の「ホコリ掃除担当」になってくれそうですね。

 

「アクリル毛糸のハンディモップ」作り方:用意するもの

ハンディモップ1個分

・アクリル毛糸:1玉(並太、40g)
・割り箸(使用済みの歯ブラシでも可)
・輪ゴム:5本
・マスキングテープ
・ボンドなどの接着剤(なくても可)
・厚紙:12×12cm四方
・ハサミ

 

今回は、ハンディモップの毛糸の毛先を切るタイプと、毛糸を輪っかのまま切らないタイプの2種類の作り方をご紹介します。それぞれを使って、良かったこと、使いにくかったところも、あとでご紹介しますね。

 

「毛先を切るタイプ」作り方1:割り箸へ輪ゴムを巻く

今回のモップでは、割り箸を持ち手にします。まずは、割り箸へお好みの柄のマスキングテープを巻いて少し華やかにしてみましょう。次に、割り箸の太い方の先端から4cmくらいの位置へ、3本を束にした輪ゴムを巻き付けます。この輪ゴムが、毛糸を留め付ける役割をしてくれます。

 

「毛先を切るタイプ」作り方2:厚紙に毛糸を巻き付け、片側を切る

12cm四方の厚紙へ、毛糸を120回くらい巻き付けます。巻き終わったら、輪の片側を切って厚紙から外します。厚紙から毛糸を外してから切ってもいいですよ。その際は、外しやすいように緩めに巻き付けましょう。120回巻きは、出来上がったモップを寝かせて置いたとき、毛先が15cmくらい広がった形です。モップを使う場所や用途に応じて、巻き付ける回数を変えてくださいね。

 

「毛先を切るタイプ」作り方3:割り箸へ毛糸を巻く1

毛糸の束を横向きに並べるように広げ、その上へ割り箸を置きます。割り箸を置くときは写真のように、輪ゴムを巻いた太い方を左にして、左側の毛先から9cmのところに輪ゴムの位置がくるようにしましょう。

 

「毛先を切るタイプ」作り方4:割り箸へ毛糸を巻く2

割り箸を覆うようにして毛糸で包み、左側の毛先から10cmのところで、別の輪ゴム2本を使って毛糸を割り箸へ固定します(写真)。毛糸が抜けてしまうのが気になる方は、割り箸に巻き付けた輪ゴムの周囲へ、ボンドなどの接着剤を塗ってから毛糸で覆うと安心です。

 

「毛先を切るタイプ」作り方5:毛糸を折って、固定する

毛糸を割り箸へ固定した輪ゴムを芯にして、右側の毛糸を左側へ折りたたみます。最後に、最初に割り箸へ巻き付けた輪ゴム部分を、折った毛糸で包むようにして、別の毛糸でしっかり結んで止めます。モップの先端をお好みの長さに切り揃え、ホウキを吊り下げるための毛糸を持ち手へ巻き付けたら完成です。

 

「毛先を切らないタイプ」作り方1:歯ブラシへ巻く1

毛先を切らないタイプは、割り箸の代わりに歯ブラシを使ってみました。ブラシのすぐ下へ輪ゴムを3本巻き付けておきます。毛先を切るタイプと同じように、厚紙へ120回ほど毛糸を巻き付け、毛糸を切らずに厚紙から外し、毛の流れが横向きになるように、平らな場所へ広げます。毛糸の左端へ歯ブラシ先端を合わせ、広げた毛糸の中央へ横向きに置きます。

 

「毛先を切らないタイプ」作り方2:歯ブラシへ巻く2

歯ブラシを毛糸で覆うように包みます。歯ブラシへ巻き付けた輪ゴムよりも1cmくらい右側の位置で、輪ゴム2本を使って毛糸と歯ブラシを固定します(写真)。

 

「毛先を切らないタイプ」作り方3:毛糸を折って、固定する

毛糸を歯ブラシへ留めた輪ゴム部分よりも、右側にある毛糸を左側へ折りたたみ、20cmくらいの長さの毛糸で縛ります。毛糸を切らずに作るので、折りたたんだときにボリュームがあります。片手でギュッと絞って掴つか、2カ所の輪ゴムを覆うようにして結びましょう。

 

2つのモップは、細かい汚れ、溜まった汚れで使い分けが便利

完成した2つの「アクリル毛糸のハンディモップ」を使い比べてみました。左の写真は「毛先を切るタイプ」。パソコンやテレビ、電話機などの家電製品、家具などのホコリ取りへ気軽に使えます。巻く回数を少なくして、毛のボリュームを減らすと、狭い隙間にも対応できそうです。一方、右の写真は「毛糸を切らないタイプ」です。巻く回数が同じなので、毛糸を切るタイプと比べると、毛の長さが半分になり、ボリュームが倍のモップが出来上がります。こちらは、見て見ぬふりをしてしまいがちなホコリのたまったランプシェードや、窓のサンや幅木のホコリ掃除に使ってみました。毛束がしっかりしていてボリュームがあるので、ちょっと押し付けるだけでホコリを絡め取ってくれます。また「ハンディモップ」に付いたホコリは、はたけば落ちるので、繰り返し使えますよ。

 

「ハンディモップ」2種類の違いと、使いにくかったところ

毛糸を切るタイプは、日常的なホコリを取りや、狭い隙間の掃除向きです。毛糸を切らないタイプは、しっかりとした毛先が特徴で、ボリュームがあるので貯めてしまったホコリを取り除くのに向いています。巻く回数を変えたり、細い毛糸を使って作ったりと、ご自分の使い勝手にあったオリジナルの「ハンディモップ」を作ってみて下さい。柄が短いので、ちょっと手の届かない高い場所などの掃除には、両方とも向いていませんでしたが、作ったモップを長い棒に取り付けるか、割り箸や歯ブラシの代わりに長い棒で作れば、利用用途が広がりそうです。

 

まとめ

アクリル毛糸は100円ショップで手に入るので、好きな色で自分好みの掃除道具を気軽に作ってみてはいかがでしょうか。かわいい掃除道具があれば、楽しく掃除ができますよ。日々の掃除や年末の掃除に役立ててくださいね。

 

yuppon

毎日2人の男子と戦ってます!一人の自由時間が増えて好きなことに取り組めるようになりました。よりよい記事を目指して日々がんばります!