暮らし
【スイーツデコを作ろう9】フルーツ編3:スライス「キウイ」の作り方
2017年 11月 26日 07:00
「フルーツ」の作り方の3回目となる今回は、「キウイ」のスライスに挑戦しましょう。このフルーツを、ケーキやアイスのデコにトッピングすると、鮮やかな色が華やかな雰囲気を作り出します。ぜひ作り方を覚えましょう。
キウイのスライス:材料と道具
- 樹脂粘土:直径1cmほどの玉(キウイの芯に使用)
- 透明粘土:直径2.5cmほどの玉(キウイの実に使用)
- パレットと台紙(牛乳パックを切ったもの2枚)
- ストロー
- 両面テープ
- アクリル絵の具:黄緑、透明グリーン
- カッター
- 油性ペン:黒
- 筆
- 艶出しニス
「キウイ」の作り方1:粘土に色を付けます
黄緑色のアクリル絵の具を、直径2.5cmほどの玉の透明粘土に少量付けてよく混ぜます。パール1個くらいの分量です。このときによくこねておくと、出来上がりにヒビが入りにくくなります。
「キウイ」の作り方2:粘土を6等分する
色が混ざったら粘土を6等分します。分けたらきれいなボール形になるように、コロコロ転がして形を整えます。
「キウイ」の作り方3:潰して穴を開けます
丸くなった粘土を指で潰して、円形にします。直径1.5 cm、厚さ0.3~0.5cmくらいが目安です。次に、ストローを使って真中に穴を開け、ドーナツのようにくり抜きましょう。
「キウイ」の作り方4:筋を入れます
次に、カッターを使って真ん中の穴の周りにキウイの筋を付けます。筋を付けるときは外側まで入れず、途中まで付けましょう。
「キウイ」の作り方5:乾かします
筋を付けた透明粘土は、1日しっかり乾かします。1日経つと写真のような半透明になります。
「キウイ」の作り方6:芯に粘土を入れます
樹脂粘土を少しずつ取って、穴へ入れます。乾くと一周り小さくなるので、穴から少しあふれるくらい、多めに入れましょう。1時間ほど乾かします。
「キウイ」の作り方7:台紙へ貼ります
このあとキウイを絵の具で着色していきますが、小さいので手で持つと上手に色を塗れません。そこでキウイを台紙に貼っていきます。牛乳パックを切った台紙へ両面テープを張り、そこへキウイを貼っていきましょう。貼り付けることで、着色しやすくなりますよ。
「キウイ」の作り方8:絵の具を用意する
穴を埋めた粘土全体を、透明なグリーンで塗っていきます。今回使用した絵の具はタミヤカラーのグリーンです。透明度が高くておすすめです。なければ黄緑色のアクリル絵の具でもいいですよ。どちらを使う場合でも、水で10倍に薄めて塗りましょう。
「キウイ」の作り方9:色を塗ります
キウイに絵の具を塗るときは、真ん中の白い部分には塗らないで、周りの透明粘土の部分だけにグリーンを薄く塗ります。一通り塗ったら、もう1度重ね塗りをします。
「キウイ」の作り方10:種を描きます
グリーンの絵の具が乾いたら、黒の細い油性ペンで、キウイの種を点々と描きます。白い部分の近くにたくさん描きましょう。タルトやケーキに乗せて使う場合、裏側は見えないので、表面だけの着色で大丈夫です。裏面も塗るときは、10分ほど乾かしたら、裏返して台紙に貼り付け、表側と同じように塗ります。
「キウイ」の作り方11:ニスを塗って仕上げ
1時間ほど乾かしてから、仕上げにニスを塗ります。ニスは筆で薄く2回塗りましょう。乾いたら完成です。
キウイのスライス、完成!
ニスを塗ったら、みずみずしいキウイスライスの完成です。色が鮮やかなので、ケーキやパフェなどのスイーツデコにトッピングすると、パッと華やかな雰囲気になります。パーツとして使うときは、ケーキやパフェの大きさに合わせて、キウイの直径を小さくしたり大きくしたりしてみましょう。ぜひチャレンジしてみてくださいね。