暮らし
意外に簡単!ワイヤークラフトで作る「鳥カゴのガーランド」、歪みも味!
2017年 11月 24日 07:30
「壁のさみしい場所に何か飾りたいけど、壁に穴は開けたくない」と思ったことはありませんか?今回はマスキングテープで留められて、置いて飾ってもかわいい「鳥カゴ」の作り方をご紹介します。用意するのも、基本的にワイヤーとラジオペンチだけ!コツさえつかめば簡単にできて、作る形もアイデア次第で無限に広がります。ワイヤークラフトの作品は女子力高いお部屋から塩系インテリアまで、どんなお部屋にも馴染むのも魅力です。
準備するもの
鳥カゴ5個分(1個サイズ:高さ6cm、直径4cm程度)
- ワイヤー:太さ0.1cm程度、長さ270cm
- ラジオペンチ
- メジャーか定規
- 丸ペンチ(あれば)
- ニッパー(あれば)
今回は、太さ0.1cmのこげ茶色のワイヤーを使いました。ワイヤーは、ホームセンターや100円ショップなどで購入できます。
作り方1︰ワイヤーを切る
今回の鳥カゴは、販売しているものと同じサイズのものでご紹介します。お好みで大きくしたり、小さくしてもいいでしょう。まず、鳥カゴ1つ分のワイヤーを、ラジオペンチかニッパーで切り取ります。格子用に長さ11.5cmを3本、底の輪の部分用に長さ9cmを1本、引っ掛け部分用に長さ10cmを1本、切り出しましょう。
ワイヤーを曲げる
11.5cmのワイヤーの端と端を持って、U字のふんわりしたドーム型になるように、手で曲線を付けます。次に端から0.2〜0.3cmほどのところを、ラジオペンチか丸ペンチでつまみ、内側にぐいっと曲げて写真のようなU字型にして、留めの部分を作ります。反対側も同じように内側に曲げ、3本とも同じ作業を繰り返します。
くるくるした引っ掛け部分と、底の輪を作る
次にの引っ掛け部分用の10cmのワイヤーの端をペンチで挟み、ペンチを持った手を回しながら、渦巻きをが2重になるようワイヤーを巻きます。ワイヤーの真っすぐな部分が5〜6cmほど残った状態になったらOKです。底の部分用の9cmのワイヤーは、手で丸く曲げて、端同士が0.5cm重なるようにしておきます。
格子用ワイヤーと、底の輪のワイヤーを留める
底の輪のワイヤーが重なった部分へ、格子用のワイヤーの曲げた端を引っ掛けたら、ラジオペンチのギザギザした部分で挟み、ギュッと力を入れて留めます。格子用ワイヤーの反対側も、同じように留めましょう。
残りの格子用ワイヤーも、底の輪のワイヤーへ留める
格子用ワイヤーの残りの2本も等間隔で、底の輪のワイヤーへ留めたら、全体の形を整えましょう。
引っ掛け部分を留める
次は、格子用ワイヤー3本が交わっている部分へ、引っ掛け部分のワイヤーを止め付けていきます。引っ掛け部分用ワイヤーの先ほど巻いた部分が下になるように、カゴの内側からワイヤーを入れて、真っすぐな部分で格子用ワイヤー3本を1周巻きます。写真はちょうど1周巻いたところです。グラグラしないように、巻き付けたところをラジオペンチできっちり押さえます。
引っ掛け部分を仕上げる
最後に、上に飛び出た引っ掛け部分のワイヤーの端を丸ペンチで挟み、ペンチを持った手を回して、渦巻きを作りましょう。
出来上がり
1つ目の鳥カゴが完成しました。残りの4つも、同じように作ってみてください。少しの歪みやガタつきなら、雰囲気や味になりますよ。ガーランドにする場合は、お手持ちの麻ヒモや糸などに引っ掛けて飾ります。鳥カゴがヒモの上をするすると動いて、中央へ寄ってしまう場合は、1つ掛けたら縛り1つ掛けたら縛る、を繰り返して固定してくださいね。ニッチや飾り棚などにそのまま置いて飾ってもかわいいですよ。
私は樹脂粘土で作った鳥を吊り下げていますが、フェルトで作ったり、市販の鳥パーツなど、好みのものを付けてみても楽しいですね。もちろん鳥なしでもシンプルでいいと思います。ぜひチャレンジしてみてくださいね。