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意外に簡単!ワイヤークラフトで作る「鳥カゴのガーランド」、歪みも味!

「壁のさみしい場所に何か飾りたいけど、壁に穴は開けたくない」と思ったことはありませんか?今回はマスキングテープで留められて、置いて飾ってもかわいい「鳥カゴ」の作り方をご紹介します。用意するのも、基本的にワイヤーとラジオペンチだけ!コツさえつかめば簡単にできて、作る形もアイデア次第で無限に広がります。ワイヤークラフトの作品は女子力高いお部屋から塩系インテリアまで、どんなお部屋にも馴染むのも魅力です。

 

準備するもの

鳥カゴ5個分(1個サイズ:高さ6cm、直径4cm程度)

  • ワイヤー:太さ0.1cm程度、長さ270cm
  • ラジオペンチ
  • メジャーか定規
  • 丸ペンチ(あれば)
  • ニッパー(あれば)

 

今回は、太さ0.1cmのこげ茶色のワイヤーを使いました。ワイヤーは、ホームセンターや100円ショップなどで購入できます。

 

作り方1︰ワイヤーを切る

今回の鳥カゴは、販売しているものと同じサイズのものでご紹介します。お好みで大きくしたり、小さくしてもいいでしょう。まず、鳥カゴ1つ分のワイヤーを、ラジオペンチかニッパーで切り取ります。格子用に長さ11.5cmを3本、底の輪の部分用に長さ9cmを1本、引っ掛け部分用に長さ10cmを1本、切り出しましょう。

 

ワイヤーを曲げる

11.5cmのワイヤーの端と端を持って、U字のふんわりしたドーム型になるように、手で曲線を付けます。次に端から0.2〜0.3cmほどのところを、ラジオペンチか丸ペンチでつまみ、内側にぐいっと曲げて写真のようなU字型にして、留めの部分を作ります。反対側も同じように内側に曲げ、3本とも同じ作業を繰り返します。

 

くるくるした引っ掛け部分と、底の輪を作る

次にの引っ掛け部分用の10cmのワイヤーの端をペンチで挟み、ペンチを持った手を回しながら、渦巻きをが2重になるようワイヤーを巻きます。ワイヤーの真っすぐな部分が5〜6cmほど残った状態になったらOKです。底の部分用の9cmのワイヤーは、手で丸く曲げて、端同士が0.5cm重なるようにしておきます。

 

格子用ワイヤーと、底の輪のワイヤーを留める

底の輪のワイヤーが重なった部分へ、格子用のワイヤーの曲げた端を引っ掛けたら、ラジオペンチのギザギザした部分で挟み、ギュッと力を入れて留めます。格子用ワイヤーの反対側も、同じように留めましょう。

 

残りの格子用ワイヤーも、底の輪のワイヤーへ留める

格子用ワイヤーの残りの2本も等間隔で、底の輪のワイヤーへ留めたら、全体の形を整えましょう。

 

引っ掛け部分を留める

次は、格子用ワイヤー3本が交わっている部分へ、引っ掛け部分のワイヤーを止め付けていきます。引っ掛け部分用ワイヤーの先ほど巻いた部分が下になるように、カゴの内側からワイヤーを入れて、真っすぐな部分で格子用ワイヤー3本を1周巻きます。写真はちょうど1周巻いたところです。グラグラしないように、巻き付けたところをラジオペンチできっちり押さえます。

 

引っ掛け部分を仕上げる

最後に、上に飛び出た引っ掛け部分のワイヤーの端を丸ペンチで挟み、ペンチを持った手を回して、渦巻きを作りましょう。

 

出来上がり

1つ目の鳥カゴが完成しました。残りの4つも、同じように作ってみてください。少しの歪みやガタつきなら、雰囲気や味になりますよ。ガーランドにする場合は、お手持ちの麻ヒモや糸などに引っ掛けて飾ります。鳥カゴがヒモの上をするすると動いて、中央へ寄ってしまう場合は、1つ掛けたら縛り1つ掛けたら縛る、を繰り返して固定してくださいね。ニッチや飾り棚などにそのまま置いて飾ってもかわいいですよ。

私は樹脂粘土で作った鳥を吊り下げていますが、フェルトで作ったり、市販の鳥パーツなど、好みのものを付けてみても楽しいですね。もちろん鳥なしでもシンプルでいいと思います。ぜひチャレンジしてみてくださいね。

 

atelier ema(クラフト作家)

ワイヤーをメインにクラフト作家として、アクセサリー担当の姪とふたりで活動中。思わずほっこりとした気持ちになれるものを目指して作成しています。シーグラス、フェルト、粘土、スクラップブッキングなど、幅広く手がけています。自宅ワークショップも開催中。minneは「atelier ema」。