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裁縫歴30年!ベテラン主婦の「裁縫箱・裁縫コーナー」全部見せます

針と糸だけではなく、ゴム通しや印付けの道具など、お裁縫にはさまざまな道具が必要ですね。今回は、裁縫歴30年の筆者の裁縫箱&裁縫コーナーをお見せし、どんな道具をどのように収納しているかをご紹介します。昔ながらの道具から便利なグッズ、また細かいアイテムの収納の仕方など、裁縫道具の選び方やしまい方にお悩みの方のご参考になれば幸いです。

 

厳選「よく使う道具」は「小さなカゴ」でサッと出し入れ

私の場合、裁縫道具を「すぐ使いたい」と思う場面は主に、ワイシャツのボタン付けや、息子の制服ズボンの裾のサイズ調節用ホック補修です。夜寝る前に「これ付けといて」と出してくるので、その場で対応できるようにしています。ボタン付けやズボン補修用に、裁縫に必要な最低限の道具だけを100均のカゴにまとめ、裁縫コーナーの手が届きやすい棚の上にポンと置いてあります。これで、急な縫い物や、ちょっと手芸がしたくなったときにも、ストレスなく出し入れできます。

 

<100均のカゴに入っているもの>

・縫い針、まち針
・糸(ワイシャツ用白、ズボン用黒)
・指ぬき
・糸切りバサミ、布切りバサミ
・しつけ糸

など

 

「本格的な裁縫道具」は「平たいカゴ」で見渡しやすく

洋服を縫ったりバッグを作ったりと、本格的な裁縫もするので、そのときに使う道具も1つにまとめてあります。裁縫用の道具は細かい物が多く、また必要なときに必要な物がサッと使えないと、作業の流れが止まってしまうので、100均の平たいカゴへ重ならないように並べて、一目で見渡せるようにしてあります。このカゴの中へ、上記の「最低限の裁縫道具」のカゴもセットしてあるので、本格的な裁縫をするときはこのカゴごと出せばOKです。

 

<平たいカゴに入っているもの>

・印付けのペン、パウダーチョーク
・ゴム&ヒモ通し、千枚通し
・片面・両面接着テープ(布の伸び止めやアップリケの仮止めに)
・クリップ(布がずれないように止める)
・手芸用ボンド、ほつれ止め液
・メジャー、ソーイングゲージ

など

 

「ミシン糸」は大きさ別にケースへ分け、「ミシンの近く」へ

ミシンもよく使うので、「ミシン糸」もたくさんもっています。普通サイズのミシン糸だけでなく、縁かがり用のロックミシンに使う大きいロットのミシン糸もあるので、ミシン糸の大きさに合わせて収納方法を変えています。普通サイズの糸は、100均の透明な仕切りケースへ。中が見えるので、糸の色を「赤系」「青系」「茶系」などの系統別に分けて入れています。ロックミシン用の大きい糸は、それほどたくさんの数をもっていないので、かわいい木箱へ並べて入れています。どちらもミシンのすぐそばに置いてあるので、ミシンを使いたいと思ったらすぐに糸を掛けられます。

 

テープやレースなどの「副資材」は、ファスナー付き袋で整理

バイアステープやレース、ゴムやボタンなどの副資材もたくさんもっています。これらは種類別に分けて、ファスナー付きポリ袋へ収納しています。ワッペンなどもバラバラになりやすいので、小さな袋にまとめています。そしてこれらの袋は全て、ケースへ立てて収納しています。袋が透明なので、たくさんの物のなかから欲しいものをサッと探せるので、物が多くてもストレスになりません。たくさんの種類があるので、ケースへラベルをつけています。ケースはカラーボックスに収納していて、これが「副資材専用コーナー」になっています。

 

まとめ

裁縫道具は細かい物が多いうえ、お裁縫を楽しもうとすればするほど便利なグッズやかわいい資材が欲しくなり、どんどん増えていってしまいますね。また裁縫道具には「必ず使う物」「ときどき使う物」「たまにしか使わない物」が混在しています。私は「使用頻度別」や「種類別」に分けて収納していますが、「使いやすい収納方法」は人によって異なります。もしも裁縫道具を出すときにストレスを感じるようなら、収納方法を見直しましょう。いざというときに欲しいものがサッと取り出せるようにしておくと、裁縫がおっくうでなくなりますよ。

 

 

nontroppo

ライフオーガナイザー。ズボラでも簡単にすっきり暮らすための収納や、生活の仕組み作りを模索中。
料理、お菓子作りのほかに、洋服やインテリア小物なども手作りするのが好きです。
高校生の息子の母です。