暮らし
2~3歳の子どもとお料理!旨味アップの「干し野菜」作りをお手伝い
2017年 11月 1日 06:30
野菜を天日干しすると、歯応えと旨味が増し、保存性も高まります。今回は、2〜3歳の子どもに、下ごしらえと干す作業を手伝ってもらいながら、キノコとレンコンを「干し野菜」にしてみましょう。専用の干し網がなくても、お家にあるザルを使えばOK。野菜から少しずつ水分が抜けていく様子を、親子で観察するのも楽しいですよ。
「干し野菜」材料
材料は以下の通りです。分量はあくまで目安なので、お好みで増減しましょう。我が家では、おかずを作って少し余ったキノコを干してストックすることもあります。
<材料:作りやすい分量>
・シメジ:1株
・シイタケ:1パック(7個)
・レンコン:100g
作り方1:下準備<ママが担当しましょう>
子どもをキッチンに呼ぶ前に、包丁を使う作業をママが終わらせておきましょう。
1.レンコンは皮を剥き、6〜8mmの厚さにスライスします。水を張ったボウルへ10分ほど浸けておきましょう
2.シメジとシイタケは石突きを包丁で切り落とします
作り方2:シイタケ、シメジを割く<子どもと一緒に>
2種類のキノコを手で割いていきます。ママが最初にお手本を見せてあげて、あとは子どもメインで作業を進めていきましょう。
3.シメジを2~3本ずつの小房に分けます
4.シイタケは軸をちぎって取り除き、カサを手で4〜6つに割きます。大きさがバラバラになっても大丈夫なので、楽しくお手伝いしてもらいましょう
作り方3:ザルへ並べる<子どもと一緒に>
5.平たいザルへ、水気を拭いたレンコン、割いたキノコを並べていきます。隣同士が重ならないように並べるのがコツです
作り方4:天日に干す<子どもと一緒に>
6. 材料をザルに並べ終わったら、ベランダなどの日当たりのよい屋外へ置き、1〜2日干します。キノコから水分が抜けて縮み、レンコンの表面が乾いたようになれば完成です。干している途中で湿るのを防ぐため、夜は室内に取り込んだほうが良いでしょう。
風が強い日や虫が心配な場合は、日当たりのよい部屋の窓際で干してもいいですね。完成したら密閉容器へ入れ、冷凍庫で保存するのがおすすめです。
干した野菜は、炊き込みごはんやスープで活用
2〜3歳の子どもと一緒に仕込める、干し野菜の作り方をご紹介しました。秋から冬にかけては、湿度が低い晴天の日が続くので、野菜を干しやすい季節です。今回ご紹介した3種類の食材のほかにも、マイタケやゴボウ、ニンジン、ダイコンなど、いろいろな野菜を干すことができますので、おうちにある野菜で試してみてください。干した野菜は、我が家では炊き込みごはんやスープの具にすることが多いです。干し野菜から良いダシが出るので、美味しく仕上がりますよ。