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2020年「教育改革」目前、ママが考える必要能力は「プログラミング」と?

2020年は、新学習指導要領が小学校で実施され日本の教育が変わる節目の年。今回は、首都圏の30〜40代ママ220人へ聞いた「教育改革の認知度」「ママが考えるこれからの時代に重要な能力」の調査結果をご紹介します。グローバル化、IT化がこれまで以上に進む将来、我が子が社会で活躍できる人になるために、ママたちはどのような教育が必要だと感じているのでしょうか。子どもの教育方針を考えている方は、参考にしてみては。

 

教育改革の認知度調査、55%のママが「知らない」と回答

学研プラスが運営する小・中学生向けのプログラミングスクール「Gakken Tech Program」は、1都3県(埼玉、千葉、神奈川)へ住む子どもがいる30~40代の女性220人へ「2020年の教育」に関するアンケート調査を実施。「2020年に高等学校と大学の教育内容、大学入試が大きく変わる『教育大改革』が実施予定なのをご存じですか?」と聞くと、「知らない」と答えた人が55.9%と半数以上となり、ママの間では「教育改革」の認知が今ひとつという結果になりました。

 

7割以上のママがプログラミング、ITの教育が必要と回答

次に、「子どものうちからプログラミングやITの知識を身に付けることは必要だと思いますか」と尋ねると、「とても必要(28.6%)」と「少し必要(48.2%)」を合せて「必要」と考える人が76.8%になりました。今や生活になくてはならないものとなった「IT」の知識を、小さなうちから子どもに身に付けさせたいと思うママが多いようです。

 

2020年に向けて習いたいもの、上位は「英会話」「水泳」

また、「2020年に向けて、お子様の習い事で始めてみたいもの、注目しているものは何ですか?」と尋ねたところ、1位は「特にない」でしたが、2位「英会話」、3位「水泳」と、学校の授業にもある習い事が入りました。また、「ダンス・体操」や「音楽系」「プログラミング」など、創造や表現に関する習い事を挙げる回答も目立っています。

 

将来活躍するのに必要な能力、1位はコミュニケーション能力

さらに「子どもが将来、社会で活躍するために重要だと思われる能力」について質問したところ、1位は「コミュニケーション力」で、6割以上のママが回答。続いて「想像力・イノベーション力」「物事を柔軟に捉える力」など、視野を広くもち、クリエイティブな能力を身に付けてほしいと考えるママが多いことが分かりました。

 

半数のママが、プログラミングの塾や学習イベントに前向き

最近は大都市を中心に、子どもがプログラミングを学ぶ塾やイベントが多数開催されています。そこで「子どもがプログラミングを学習できる塾やイベントへの認知と参加希望」を聞いてみると、「知っていて、参加してみたい(22.7%)」と「知らなかったが、参加してみたい(28.2%)」を合わせ50.9%が参加に興味を示しました。

 

プログラミングの勉強は、子どもが興味をもつものから

プログラミングの勉強というと難しそうに聞こえますが、最近はゲームを通してプログラミングの世界に触れる子どもも多いそう。ゲームなら子どもの興味が持続しやすく、楽しくプログラミングを学べますね。これから子どもにプログラミングを勉強させたいと考えているママは、入門編としてゲームを選んでみてはいかがでしょうか。

 

◇2020年に必要なスキルは「コミュ力」と「プログラミング」!?【ママたちの2020年教育改革】(学研ホールディングス)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001279.000002535.html

 

qufour(クフール)編集部

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