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夏休み工作♪トイレットペーパー・ラップ芯で作る、丈夫な「小物入れ」
2017年 7月 21日 07:00
トイレットペーパーやラップの芯は、手に入りやすく子どもも扱いやすい、定番の工作材料です。今回は、この筒状の芯を活かして、子どもでも作れる「小物入れ」の作り方をご紹介します。夏休みの宿題で、工作をしなければならないお子さんにもぴったりです。今回は、玄関に置いておく印鑑入れにしようと、「家族が無事に帰る(カエル)」ことを願って、カエルの形にしてみました。アイデア次第で可愛い小箱も作れるので、作り方を覚えていろいろなアレンジも試してみてくださいね。
用意するもの
今回作る「小物入れ」は、茶筒のように直径の異なる2つの芯を使って作ります。直径が大きい芯を上下に切ってフタと本体の外側に、直径の小さい芯を本体の内側に入れて作ります。本体は大小2つの芯を接着するので、直径のサイズが近くてぴったり重なる2つの芯が必要です。用意できた芯の直径差が大きく、隙間が空いてしまう場合は、内側の筒は厚紙を丸めて作りましょう。また分厚くて固い芯を切る場合は、クラフト用のノコギリがあると便利です。
<材料と道具>
・トイレットペーパー・ラップ・アルミホイルの芯など、ぴったり重なる2つの筒
・厚紙(ハガキやお菓子の箱などでOK)
・模造紙(紙袋などでOK)
・マスキングテープ
・紙粘土
・木工用ボンド
・カッター
・ハサミ
・クラフト用のノコギリ(必要に応じて使用)
カエルの小物入れの作り方1:芯をカットする
始めに、外側に使う太い芯を、カエルの胴体用に長さ5cm、カエルの頭用に長さ2cmにカットします。次に本体内側に使う細い芯を長さ6cmにカットしましょう。芯を真っすぐ切るには、切りたい長さに切った厚紙を芯へ巻き付け、境目に沿って鉛筆で線を引いておくとやりやすいですよ。それから厚紙を、外側の芯の直径に合わせて2枚、円形にカットします(写真ではグレーの円形)。次に厚紙の円の直径を、模造紙に鉛筆で写し取ったら、その円よりも0.5〜1cmほど外側を円形に切ります(写真ではベージュの円形)。最後に、写真のようにフタよりも大きく切った部分に切り込みを入れておきましょう。この部分がのりしろになります。この厚紙と模造紙が、底とフタの上部になります。
カエルの小物入れの作り方2:底とフタ上部を付ける
底とフタ上部を、芯へ接着します。模造紙へ切り抜いた厚紙をボンドで貼り付けたら、模造紙のフチを折っておきましょう。のりしろへボンドを塗り、底とフタ上部にそれぞれ貼ったら、のりしろ部分へマスキングテープをグルッと貼って補強します。最後に、本体内側に使う芯の外側へボンドを塗り、本体外側用の芯の中へ入れて接着すれば、ベースとなる茶筒形の完成です。
カエルの小物入れの作り方3:紙粘土で肉付けする
フタにカエルの頭、本体に手足を紙粘土で作っていきましょう。両手、両足、耳のように飛び出た目を、紙粘土で筒に沿わせながら作ったら、粘土が乾かないうちにボンドで筒に貼り付けます。しばらく置いて粘土を乾かしましょう。
カエルの小物入れの作り方4:マスキングテープで覆う
粘土が乾いたら、マスキングテープを1~1.5cmほどにちぎって、全体へパッチワークのように貼っていきます。凹凸があるパーツの部分は、ちぎるマスキングテープのサイズを小さくして少しずつ貼りまししょう。表面全体へマスキングテープを貼り終えたら、最後にカエルの目や鼻を描いて完成です。さらに丈夫にキレイに仕上げたい場合は、ここでニスを塗るといいと思います。
いろんなマスキングテープを貼って、可愛い小物入れにも♪
紙粘土で動物の形にするのが難しそうなら、茶筒型ができたところで、好きなマスキングテープを貼るだけでもかわいい小物入れになります。思い出にとっておきたい子どもの乳歯を入れておくのもいいですね。
いろんな芯を試してみよう♪
今回は高さが足りなかったので使いませんでしたが、できれば外側に使う芯は、この写真のように厚みがある方が、開け閉めしやすく丈夫に仕上がります。また写真左右の芯のように、長さが違う同じ直径の芯が見付かれば、カットする必要がなく、簡単できれいに仕上がります。左側はビニールテープの芯、右側はマスキングテープの芯です。この本体内側は、ちょうどいい芯がなかったので、トイレットペーパーの芯を縦にカットして細くし、サイズを合わせています。