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節約食材「鶏ムネ肉」を味方に!削いで広げて厚さ半分「観音開き」やり方

分厚い「鶏ムネ肉」は、「火の通りが悪いから苦手」という人も多いのではないでしょうか。今回は、分厚い鶏ムネ肉を薄くして開く「観音開き」の手順を紹介します。鶏ムネ肉をごと1枚使って料理をする際に役立ちますよ。お肉をきれいに開けるようになると、鶏ムネ肉料理のバリエーションが一気に広がります。

 

鶏ムネ肉の観音開き:最初の状態

今回は鶏ムネ肉を使って観音開きの手順を紹介します。まずは、鶏ムネ肉の皮を下にして、厚い方を奥、薄い方を手前に置きます。

 

鶏ムネ肉の観音開き:手順1

中心へ、厚み半分の深さまで縦に切り込みを入れます。

 

鶏ムネ肉の観音開き:手順2

【手順1】の切り込みから包丁を右へ倒して、まな板と水平になるところまで包丁を寝かせたら、左側へ切り込みを入れていきます。厚さが半分になるように肉を開いていきましょう。左端1cm程度は切らずに残しておいてください。肉を開く際、包丁を手前に引きながら、刃先を左端のカーブに沿わせるように動かすときれいに開くことができますよ。

 

鶏ムネ肉の観音開き:手順3

左側を開いた状態。右側は、元の厚さのままです。

 

鶏ムネ肉の観音開き:手順4

右側も開いていきます。このとき肉を180度回転させ、まだ開いていない方を左側へ置きます。【手順2】と同様に、切り込みを入れて開いていきましょう。

 

鶏ムネ肉の観音開き:完成

これで観音開きの完成です。ソテーなどにする場合はこのままでOKですが、具材を巻いたりするときは、さらにめん棒で叩いて薄くすると巻きやすくなりますよ。

 

村上歩美(管理栄養士)

簡単でおいしい!が大好きな管理栄養士です。
料理の楽しさを伝えたくて、料理教室に勤務しておりました。
日々の献立作成のお手伝いができるような情報をお届けしていきます。