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節約食材「鶏ムネ肉」を味方に!削いで広げて厚さ半分「観音開き」やり方
2017年 6月 22日 07:00
分厚い「鶏ムネ肉」は、「火の通りが悪いから苦手」という人も多いのではないでしょうか。今回は、分厚い鶏ムネ肉を薄くして開く「観音開き」の手順を紹介します。鶏ムネ肉をごと1枚使って料理をする際に役立ちますよ。お肉をきれいに開けるようになると、鶏ムネ肉料理のバリエーションが一気に広がります。
鶏ムネ肉の観音開き:最初の状態
今回は鶏ムネ肉を使って観音開きの手順を紹介します。まずは、鶏ムネ肉の皮を下にして、厚い方を奥、薄い方を手前に置きます。
鶏ムネ肉の観音開き:手順1
中心へ、厚み半分の深さまで縦に切り込みを入れます。
鶏ムネ肉の観音開き:手順2
【手順1】の切り込みから包丁を右へ倒して、まな板と水平になるところまで包丁を寝かせたら、左側へ切り込みを入れていきます。厚さが半分になるように肉を開いていきましょう。左端1cm程度は切らずに残しておいてください。肉を開く際、包丁を手前に引きながら、刃先を左端のカーブに沿わせるように動かすときれいに開くことができますよ。
鶏ムネ肉の観音開き:手順3
左側を開いた状態。右側は、元の厚さのままです。
鶏ムネ肉の観音開き:手順4
右側も開いていきます。このとき肉を180度回転させ、まだ開いていない方を左側へ置きます。【手順2】と同様に、切り込みを入れて開いていきましょう。
鶏ムネ肉の観音開き:完成
これで観音開きの完成です。ソテーなどにする場合はこのままでOKですが、具材を巻いたりするときは、さらにめん棒で叩いて薄くすると巻きやすくなりますよ。