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全国5000人アンケート、みんなの「お弁当作り」何分かける?おかず何品

新学期や遠足など、お弁当作りの機会が増える春、ほかのママがどうやってお弁当を作っているか気になりますね。今回は20~60代の男女約5000人に聞いた「お弁当を作りにかかる時間」「よく使う冷凍食品」に関する調査結果をご紹介。手間がかかるメインおかずや野菜で冷凍食品を上手に取り入れ、短時間で効率よくお弁当を完成させる人が多いようです。またお弁当の頻度やおかずの品数には地域性がみられる結果になりました。

 

お弁当を作る人の約半数が「15分以内」と回答

冷凍食品などの製造・販売を行うニチレイフーズが全国の20~60代の男女約30,000人へ「47都道府県のお弁当事情に関する調査」を実施しました。そのうち「お弁当を作る」と答えた回答者5085人に「お弁当を作るのにどれくらいの時間をかけていますか?」と尋ねたところ、49%と約半数の人が「15分以内でお弁当を作っている」と回答。また3割強の人が「お弁当を前日から準備する」と回答しています。前日の夕食を取り分けてお弁当のおかずにする、お弁当に使える冷凍食品を買っておくなど、前日からお弁当のことを考えて準備することが、朝の時間短縮のコツなのですね。

 

よく使う冷凍食品、1位は揚げ物!緑の野菜はブロッコリー

「お弁当によく使う冷凍食品のおかず」を聞くと、メインおかずで最も多かった回答は「鶏のから揚げ(72.6%)」、続いて「コロッケ(67.9%)」「ハンバーグ(64.2%)」と、一から作ると時間や手間の掛かる人気おかずが並びました。冷凍野菜では「ブロッコリー(36%)」「ホウレンソウ(34.1%)」「枝豆(22.9%)」と、緑色の野菜が上位を独占しました。また、それぞれの品目で「冷凍食品をよく使う」と回答した人を県別に集計すると、ベスト3に3回登場したのは「福井県」と「愛知県」。逆に、ワースト3には「東京都」「埼玉県」「福岡県」が2回登場しています。

 

平均おかず数4.5品、品数が多かったのは島根県の5.8品

次に「お弁当に入れるおかずの品数」について尋ねた結果、全国の平均品数は4.5品でした。都道府県別に見ると、品数が最も多かったのは島根県の「5.78品」で、最も少なかった群馬県の「3.75品」とは約2品の差がつきました。さらに品数で日本地図を色分けしてみると、品数が多い県は北日本と中国・九州地方がやや多く、首都圏などの都市部は品数が少なくシンプルなお弁当を作る傾向が見て取れます。

 

お弁当作りの頻度、平日毎日作る割合が多いのは新潟県

また都道府県別に「平日毎日お弁当を作っている」と回答した人の割合を集計したところ、最も割合が高かったのは新潟県の32.7%でした。反対に、毎日お弁当を作る人の割合が低かった県は、埼玉県(18.0%)、東京都(19.3%)、神奈川県(21.0%)と都心部に集中していることが分かりました。

 

全国の家庭で1年間に手作りされるお弁当は約50億個!

今回のアンケート調査で得られた「月に1回以上お弁当を作る人(37.9%)」の割合と、平成27年度国税調査の人口から、「年間の一般世帯のお弁当の総個数」を算出すると、なんと約50億個にもなるそう。そのうち72%が大人向けのお弁当で、子ども向けのお弁当の約3倍。さらに、大人向けのお弁当のうち29%に当たる約15億個が、配偶者に向けて作られた「愛妻&愛夫弁当」と推計されるそうですよ。

 

前日から準備、冷凍食品の活用などのアイデアを今後の参考に

今回は、お弁当を作る機会の多いママが気になる、ほかの家庭のお弁当事情をご紹介しました。着替えや朝食などで慌ただしい朝に、お弁当作りの時間の確保に悩むママも多いことでしょう。前日におかずを準備したり、手間のかかるおかずは冷凍食品を活用するといったアイデアは、今後のお弁当作りの参考になるかもしれませんね。

 

◇4月10日は「お弁当始めの日」年間の手作り弁当は約50億個!~日本一のお弁当作り県は新潟県、おかず欲張り県は島根県~(ニチレイフーズ)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000017866.html

 

qufour(クフール)編集部

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