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寒い日に読みたい!「温かい食べ物」が出てくる絵本5選、作り方も知ろう!

温かい食べ物が恋しくなる寒い季節ですが、実は絵本にも温かい食べ物が登場するものがあります。今回は、読んでいると心も体も温まりそうな、あったかい食べ物が登場する絵本を5つご紹介します。お鍋がぐつぐつ煮える音や、煮込んだスープの美味しい匂いがしてきそうな、温かいごちそうが食べたくなる絵本たちです。寒い日には、絵本であったかい料理を味わってみてはいかがでしょう。

 

野菜たちが、いろんな温かい食べ物を実況!

「いろいろおふろはいり隊!(教育画劇)」は野菜たちが、お風呂に見立てたあったかい食べ物を紹介する絵本です。定番のカレーや、シチューなどお鍋で調理するもの以外に、せいろはサウナに、オーブンは日焼けサロンに見立てられ、たくさんの料理が登場します。ニンジンさんの絶妙な実況と、お風呂に入っている野菜たちの表情が楽しい絵本です。

 

みんなで食べるとさらに美味しい、あま~いお汁粉できたかな?

「あぶくたった(ひさかたチャイルド)」はネズミのお母さんが小豆を煮て、家族にお汁粉を作ってあげるお話です。最初は母さんネズミが1人で小豆を煮ていますが「にえたかどうだかたべてみよう」と味見すると、子ネズミたちがひょっこり顔を出します。味見をするたびに、どんどん家族が増えていき、最後はおばあちゃんネズミがおモチを入れて仕上げます。味見をするネズミたちの表情から、小豆の美味しさが伝わってきます。

 

お鍋に言われた材料で作ったスープ、どんな味がするのかな?

「おなべおなべにえたかな?(福音館書店)」はスープの味見に夢中で、中身を空っぽにしてしまったキツネのきっこが、スープを作り直すお話です。お鍋が空になって困っているきっこに、お鍋は「水を入れて」「豆を入れて」と話しかけます。言うとおりに材料を入れていき、仕上げにタンポポを入れたスープを、おばあちゃんは「はるの あじがする」と喜んでくれます。優しいお鍋のおかげでできたタンポポのスープ、きっと心まで温まる味ですよね。

 

おでん湯であったまる具材たち

「おでんのゆ(ひさかたチャイルド)」はダイコン、ちくわなどのおでんの具が、スープのお風呂であったまる絵本です。お風呂に入るだけの動作ですが、それぞれの具によって入り方に個性があるため、変化があって飽きずに読めます。次に入る具材が、ページの端にちらっと描かれているので、子どもに「次は何かな?」と問いかけてみても楽しめそうです。のんびりお風呂につかる、おでんたちの姿がかわいい絵本です。

 

ママのカレーとは、一味違う隠し味

「パパ・カレー(ほるぷ出版」は、パパが特製カレーを作る様子を描いた絵本です。絵は手元や材料だけですが、材料を切る様子や音から、パパの豪快さが伝わってきます。定番の材料が使われていますが、ショウガやニンニクなど、しっかり隠し味までこだわっています。そして、最後に入れるのは、意外な甘い果物!入れ方も豪快で、さすがパパ・カレーと言いたくなる作り方です。いつもと違うカレーが食べたくなったら、パパ・カレーを試してみてはいかがでしょう。

 

まとめ

食べるだけではなく、材料や作り方など料理ができるまでの過程にも興味が湧きそうですね。寒い日には絵本のごちそうを思い出して、あったかい食べ物で体を温めてはいかがでしょう。

 

yuki*iro

読書大好き主婦。毎日にぎやかすぎる娘2人に振り回されながらも、家族が寝ている早朝にカフェオレを飲みながら本を読むのが最高の幸せ♡
子どもたちにも本を読む楽しさを伝えられたらと思っています。
ときどきハンドメイド主婦。小中学校の家庭科ボランティアとして活動中です。