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【子育て世代の平均値】寝るのは、家族と同部屋?布団は別?熟睡できる?

あなたのお宅では、家族全員で同じ寝室に寝ていますか? 今回は、子育て中の女性555名に「睡眠満足度」「誰と一緒に寝ているか」「寝室・寝具の理想と現実」について聞いた結果をご紹介します。ゆっくり1人で寝たいけれど、子どものことが気になるから家族全員で寝たいというママは多いようです。

 

ママの睡眠満足度、平均は63.4点で80点以上は全体の1/3

ママ向け情報サイト「ママスタジアム」を運営するインタースペースと、博報堂こそだて家族研究所が協働で行なう「ママリサ~いまどきママリサーチ」が、子育て中の女性555名へ実施した「家族の寝床」に関する調査で、「ママの睡眠満足度」を最高100点で採点してもらったところ、平均点は63.4点に、80点以上と回答した人は、32.9%とおよそ1/3という結果になりました。また、80点以下の人に点数の理由を聞くと「子どもの寝相が悪く、蹴られて起こされる」「子どものキックとパパのいびきのWパンチ」といった、一緒に寝ることで起こる不満が散見されました。

 

家族と一緒の寝具を使うママは8割超、最多は「子ども」

次に「ママが寝ている寝具に、一緒に寝ている家族」を聞いてみると、最も多かったのは「子ども1人(46.1%)」で、続いて「子ども2人(16.6%)」が多い結果となりました。「いない」と回答した人はわずかに14.1%となり、8割以上のママは寝具を家族と共有していることが分かります。

 

一緒の寝具で寝る理由は「子どもが寝たがる」が約6割

子どもと同じ寝具に寝ているママにその理由を聞いてみると、1位は「子どもが一緒に寝たがるから」が59.5%、2位は「夜中、子どものことが心配だから」が42.9%、3位は「夜泣きに早く対応できるから」が38.8%となりました。子どもがまだ小さいうちの「夜泣き」「授乳」「おむつ替え」といった理由で、同じ寝具に寝ているママが多く、3割のママは「自分が子どもと寝たい」と回答しています。

 

理想の寝室・寝具は「家族全員同じ寝室で、寝具は1人ずつ」

続いて「ママたちの理想の寝室・寝具」を聞いてみると、「家族全員同じ寝室で寝たい」と回答した人が34.1%と最も多くなりました。しかし次に多かったのは「自分だけの寝具で寝たい」の30.3%で、一緒の部屋に家族全員で寝たいけれど、寝具は1人で使いたいというママの本音が垣間見える結果に。一方で「夫婦2人だけの寝室で寝たい」は19.3%で、「自分だけの寝室で寝たい」の14.2%や「子どもと同じ寝室で寝たい」の12.3%を上回りました。

 

実際は、約7割が「家族全員同じ寝室」で最多、理想と合致

実際のところ、いつもはどのように寝ているか「家族の寝具の使い方」について尋ねると、「家族全員同じ寝室」と回答した人が69.4%と最も多くなりました。回答した人の子どもの人数は、1人が36.9%、2人が44.5%、3人が15.5%、4人以上が3.1%とさまざまでしたが、前問での理想と同じ状態で寝ている家族が7割という結果に。また、2割近くが理想の寝室として挙げた「夫婦2人の寝室」に当たる「夫婦の寝室と子どもの寝室」と回答した人は3.6%に留まりました。

 

夫婦仲が良いところは7割以上が「家族全員同じ寝室」

夫婦仲と寝室・寝具の関係があるかどうか「夫婦の仲」について当てはまるものを聞くと、夫婦仲が「良い」「割と良い」と回答したママは、「家族全員同じ寝室」で72.0%と高く、「割と悪い」「悪い」と回答したママの53.4%と比べて18.6ポイント高くなりました。一方、「パパのみ別室」で寝ている家族では、夫婦仲が「良い」「割と良い」と回答したママは15.2%で、「割と悪い」「悪い」が36.2%という結果となり、どうやら関係があるようです。

 

ママの寝具は「シングルサイズの布団」が1/3、布団派は5割超

また、「ママはどんな寝具(ベッドまたは布団)に寝ていますか」と尋ねたところ、1番多かったのは、「シングルサイズの布団」で33.0%、次が「ダブルサイズの(クイーン含む)のベッド」で21.2%でした。また、いろんなサイズを含む「布団派」は55.5%で「ベッド派」の37.7%に17.8ポイントの差を付けました。さらに子どもが産まれたので「ベッドから布団に変えた」という人が24.1%いることから、子育てと寝具の選び方に関係があることがうかがえます。

 

子ども用の寝具を購入した人は5割弱、レンタルはわずか3.6%

次に「子育てがきっかけで寝室や寝具に起きたこと」を尋ねたところ、1位は「子ども用の寝具を購入した(46.3%)」、2位は「あとから寝具を買い足したので家族の寝具がバラバラ(27.6%)」、3位は「寝具のサイズを大きくした(20.2%)」という結果になりました。子ども用の寝具については、「レンタルした」人はわずかに3.6%で、レンタルやシェアリングが浸透しているものの、子どもには新品を買い与えたいという気持ちがうかがえます。

 

子ども専用の寝具「ベビー布団」が6割、「特に使わず」1割

 

さらに「どのような子ども専用の寝具を使用したか」を聞いてみると、「ベビー布団」が59.8%と最も多く、続いて「ベビーベッド」の49.4%、「スリーパー」の43.1%が上位を占めました。それ以外の寝具については、いずれも3割未満となり、「特に使用していない」人も10.3%という結果に。

 

家族一緒に寝られるときを楽しんで

子どもと一緒に寝ると、ママは寝返りもできず、翌朝、体がバキバキと辛いこともありますよね。好きなように寝たい、と1人で寝てみると今度は子どもの様子が気になっていつも以上に目を覚ましてしまうことも。子どもが小さなうちは、窮屈さを感じながらも家族一緒にくっついて眠るのが幸せなスタイルなのかもしれません。

 

◇『ママスタジアム』いまどきのママに実態を調査:ママリサ~いまどきママリサーチ~「家族の寝床事情」(インタースペースhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000013544.html

 

qufour(クフール)編集部

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