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これなら簡単!子どもの手に合わせて作る「あったかキッズミトン」作り方
2016年 12月 2日 11:30
北風が冷たい季節になりましたが、外で元気に遊ぶ子どもたちに、手作りのミトンはいかがですか。今回は、子どもの手にピッタリの大きさで作る「キッズミトン」の作り方をご紹介します。子どもは、手袋をなくしがちですし、すぐに成長してしまいますが、今回ご紹介する作り方なら簡単なので、何度でも作ってあげられますよ。
用意するもの
- 型紙用の紙
- フリースや起毛素材の布:20×42cm
- 平ゴム:8cm×2本(6mm幅のもの)
- ミシン糸(ニット用)
- ミシン針(ニット用)
- ミシン
使用する布は、フリースや起毛素材のなかでもしっかりした生地を選んだ方が、縫いやすく、きれいに仕上がります。今回は表が編み地で裏が起毛しているニット生地を使用しました。布地の寸法は、型紙を横に2つ並べた状態で、縦が20cm、横が42cmです。子どもの手の大きさに合わせて用意してくださいね。また、伸縮性のある生地を縫うので、伸縮性のあるミシン糸とニット針を使用しましょう。
作り方1:手の型を取る
子どもの右手を使って型紙を作ります。親指側が「わ」になった型紙を取れるように、子どもの右手を用紙の右半分に乗せ、1cmほど外側に線を描きましょう。人差し指と親指の間は、0.3mm程度開けましょう。手の挿入口は、手首から2~3cm下を目安に、好みの長さにしてください。
作り方2:手型を整える
手をかたどった線を真っ直ぐに整え、右手親指側の線で山折りになるように用紙を折りたたみ、2枚重ねた状態で型紙を切り抜きます。
作り方3:布を裁断する
生地が伸びる方向を横向きにして、裏側を上にした布に型紙を置き、ところどころをまち針で押さえ、型紙に沿って布を裁断します。まずは外周を切り落としてから、親指部分など細かい部分に後から切り込みを入れるときれいに裁断できます。
作り方4:手の挿入口を縫う
布の表を上にし、手の挿入口を表側へ向かって1cm幅で三つ折りし、まち針で止めます。三つ折りした部分の2mm内側をミシンで直線縫いして押さえます。
作り方5:平ゴムの縫い付け準備
8cmの平ゴムを、挿入口の縫い目から1.5cm上に置き、手袋の両端へまち針で仮止めします。
作り方6:平ゴムを縫い付ける
ミシンで平ゴムと生地を合わせて、ミシンで直線に縫います。縫い始めと縫い終わりの1cmはゴムを伸ばさずに縫い、中間部分はゴムを伸ばしながら縫っていきましょう。
作り方7:ミシンで縫い合わせる
中表に生地を折ってまち針を打ち、外側から7mm内側を裾の方から親指側へ向けて縫っていきましょう。
作り方9:親指と人差し指の間は細かい針目で2回掛け
親指と人差し指の間は、0.3cm程間をあけてミシン掛けしますが、このとき縫い目をほかの部分よりも細かく調整し、てゆっくり2回ミシン掛けをしましょう。
作り方10:カーブのミシン掛けの注意
カーブ部分のミシンは一気に縫わず、ミシンを止めてから布の方向を変え、ゆっくりミシンをかけるとうまくいきます。
作り方11:親指と人差し指の間をハサミで切る
親指が動かせるように、人差し指と分離させます。親指と人差し指の間の縫い代は0.1cm残してハサミで切り落としましょう。
作り方12:表に返して出来上がり
生地を表に返し、アイロンで形を整えて出来上がりです。
まとめ
縫い代部分を7mmで縫いましたが、布端を少しカットし、5mm程度にしてから生地を表に返しましょう。出来上がりがすっきりしますよ。
お揃いの生地で作るネックウォーマーの作り方もご紹介していますので、見てくださいね。