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現役保育士のアイデア、ママを子育てのイライラから解放する4つのコツ
2016年 10月 7日 11:30
子育てはママの思い通りにならないことが多く、イライラを抱え込んでしまうもの。今回は、ママ自身のストレスを減らして、親子で楽しく過ごす4つのコツご紹介します。ママのストレスが減って笑顔でいられれば、子どもの笑顔も増えていきます。そんな方法を、小中学生の子どもをもつ現役保育士がお伝えします。
子育てのイライラ解消には、まず原因を理解しよう
子育てをしていると、ママの思い通りにならないことが、ママのストレスになってしまいます。子育てでイライラしてしまう主な要因は下記のようなものがあります。
1.子どもが時間通りに動かない
2.子どもが泣き止まない
3.子育ての方法が分からず悩んでしまう、自信がない
4.ママが自分の時間をもてず、余裕がなくなっている
これらの要因ひとつひとつを解決していけば、ママのイライラも自然と解消していきますよ。それでは、原因を解決するコツをお伝えしていきましょう。
コツ1:子どもの時間でスケジュールを配分をして余裕をもつ
自分が子どもだったとき、今よりも時間がゆっくり過ぎていたと感じたのは、日々新しい経験をしていたからです。濃密な時間を体験している子どもたちは、大人と時間の感じ方が異なるのです。もしママが、自分の時間配分で1日のスケジュールを立てているとしたら、いったんリセットして、「子ども時間」の時間配分で行動しましょう。ママだけの朝ごはんなら15分で食べられるとしても、子どもがいたら30分、40分とかかるのが当たり前。その時間の差にストレスを感じないよう、行動時間を子ども基準の時間に全て書き換えておくことが、ストレスを溜めないコツです。そのためにも、早寝早起きして準備に時間をとれる生活に切り替えていくことをおすすめします。
コツ2:子どもが泣いたら、一緒に理由を探す
何をやっても泣き止んでくれないし、泣いている理由が分からないときは、子どもに語りかけながら、理由を探しましょう。「眠いの?」「お腹すいたの?」「帰りたくないの?」「○○が欲しいの?」と聞いてその反応を見てみます。子どもは、泣き出した原因を自分でもはっきりに認識していないことがありますが、問いかけられると「ああそう、ママ、僕は帰りたくなかったから泣いていたの」と、自分の気持ちを見付けられるので安心できます。そうして原因が分かったら、その原因に共感する言葉をかけてあげましょう。「帰りたくないのね。でも、もうお家に帰る時間よ」と言って慰めてあげましょう。一緒に泣いてあげてもいいでしょう。共感することで、子どもは安心して泣き止むことができるようになります。
コツ3:ママ1人で育てず、家族、親戚、友人、地域の人を巻き込もう
初めての子育ては分からないことばかりですよね。なんで泣いているのだろう、離乳食は何を食べさせたらいいのだろう、子どもの成長とともにさまざまな悩みが出てきますね。そんなときは、意識して外に出てみましょう。ママ友、祖父母、地域の人、いろんな人に相談して、一緒に子育てしてもらうと、悩みやイライラもぐっと減ります。みんなにみてもらった子どもは、たくさんの愛情や価値観を知って、いい子に育ちますよ。
コツ4:子どもと離れる時間を作って、ママの心の余裕を作る
子どもから目を離してもいい時間は1日に何分間ありますか?普段から、旦那さんに子どもと遊んでもらう、お風呂に入れてもらうなど、15分、30分でもいいので、自分のための時間をもつよう心掛けるといいですよ。お友だちや祖父母にお願いしてもいいです。その間に、カフェへ行ったり、自分のための習い事をしてもいいし、旦那さんとデートをしてもいいですね。自分がストレスで押しつぶされないように、子どもと離れる時間を作って、自分のやりたいことができる時間をもちましょう。
まとめ
思い通りにならないことが多い子育て。イライラしてしまう自分自身に自己嫌悪することもありますよね。ママのイライラは、そばにいる子どものストレスにもなり、悪影響も心配です。でもイライラしてしまうのは、子どもに愛情があるからこそ。4つの方法を上手く使い分けながらストレスを溜めないようにすると、子どもにイライラをぶつけずにすみます。イライラしているときは、ママが疲れていて休息が必要なサインです。自分ひとりで何とかしようとせず、周りの人にも頼って子育てしていきましょう。