暮らし
毎日のランチに宿題…夏休みを子どもと楽しく過ごす8つのヒント
2016年 8月 6日 06:30
あっという間に夏休みも1/4が過ぎましたが、毎日子どもが家にいる生活は、ママにはちょっと辛いこともありますね。今回は、夏休みを子どもと一緒に楽しく快適に過ごす8つのヒントをご紹介します。子どもにとってはじっくりと何かに取り組めたり、夏休みにしかできないことに挑戦できたりと、収穫の大きいタイミングでもあります。まだ上手くリズムがつかめていない人や、もっと有意義な夏休みにしたいという方は、参考にしてみてください。
夏休みならではの注意点は?
夏休み中のママは、朝昼晩と3度食事を作ることが続くので、いかに簡単に楽しく乗り切るかが重要ですね。時間はあるので、子どもが手伝える工夫をして一緒に楽しみましょう。また、毎日家遊びでは飽きてしまうので、ちょこちょこお出掛けやイベントを考えましょう。そして勉強や宿題は、ちょっと頭の痛い問題です。計画を可視化して、約束しながら進めていきましょう。夏休みが終わったら朝起きられない、なんてことのないように、テレビやゲームもほどほどに、生活リズムを維持することも大切です。
<夏休み生活での注意点>
- 3度の食事作り
- 遊び
- 勉強や宿題
- 生活リズム
- テレビやゲーム
ヒント1:3度の食事作りは子どもと一緒に楽しむ
子どものお昼はしっかり作ってあげたいと思うのが親心。美味しくて、簡単にできる料理を目指したいですね。朝余裕があれば、お弁当を作っておけば、お昼にゆっくりできますね。また、ホットプレートで「ホットケーキ」「焼きそば」など、子どもたちと一緒に作って食べる料理もおすすめです。朝「ホットケーキ」、昼「焼きそば」、夜「パエリア」とホットプレートを1日中利用することもできます。時間がなく、ちょっと疲れたなと思うときは、外食やコンビニも活用して、無理のないようにしましょう。先に1週間分の献立表を作るのも有効です。
ヒント2:お出掛けは事前に無理のないスケジュールを
「今日どこにいくの~?」と毎日言われて困っていませんか?外出の予定は、事前に無理のない計画を立てましょう。計画表を作り、映画、遊園地、帰省などの大きなイベントを子どもと一緒に書き込むのも楽しいですよ。「祖父母宅に1人で1泊」など、夏休みならではのイベントもいいですね。電車の旅は、いくつか途中下車する駅を決めて、散策してみると、新しい発見があるかもしれません。体調が悪かったり、天候が悪かったりしたら、途中で切り上げることも大切。計画するときに第2候補日も作っておいて、余裕のある計画を立てるといいですよ。
ヒント3:お出掛けの合間は、近場でのんびりと
「特別なお出掛け」でない日も、近場の公園やプール、涼しい図書館や児童館、スーパーや商業施設などにも出掛けてみましょう。電気代の節約にもなるし、ママと一緒の外出で子どももリフレッシュできます。また、家のプールで水遊びをさせたり、時間をかけてお菓子やパンを一緒に作って過ごすのも楽しいですね。地域の掲示板や駅に置いてあるフリーペーパーを見ると、盆踊りや花火大会といった夏ならではのイベント情報が得られます。また、幼稚園や学校で配られる配布物や、地域の市報や区報にも穴場スポットや、イベントが載っているので活用してみてくださいね。
ヒント4:計画の見える化で宿題をスムーズに終わらせよう
宿題も、計画的に進めていきたいですね。遊びのスケジュール表に宿題のスケジュールを書き加えたり、漢字やひらがな、計算など、夏休み中にステップアップしたい目標を、「九九を覚える!」など具体的に書いて壁に貼ったり、やるべきことを目に見えるようにしましょう。計画を立てたら、決まった時間に勉強時間を設定して、約束をします。低中学年までは、宿題の進め方が身に付いていないので、付き添ってあげてくださいね。縄跳びや、サッカーなどスポーツの目標も立てると、休み明けには達成しているかもしれません。自由研究は、水族館や、博物館などに行って情報収集したり、工作は、遊びながら一緒に作って終わらせましょう。
ヒント5:生活リズムは崩さず、適度な運動と十分な睡眠を
夏休みになると、いつもの時間に起きて寝るというリズムが崩れがちです。なるべく、普段と同じ生活を心がけましょう。早起きは三文の徳というように、早く起きるといろいろなことができて、一日を有意義に過ごせるということを教えましょう。ラジオ体操や、スポーツクラブの朝練へ、積極的に参加するのもいいですね。
また、暑いからと一日中家にいることは避けましょう。日中の暑さが気になるなら、朝晩の涼しい時間帯に散歩や遊びで体を動かすと、夜はぐっすり眠れます。就寝の1~2時間前までに、テレビやゲームのスイッチをオフし、ゆったりと本を読んだりとリラックス。就寝時の部屋の温度も重要です。寝苦しそうなら、エアコンも活用しましょう。
ヒント6:テレビやゲームとの付き合い方
時間のある夏休みの間は、ダラダラとテレビを見たり、ゲームばかりしてしまいしがち。時間を決めたり、やっていい日や曜日を決め、守らせましょう。「○時まで」「○時間」と具体的に示して約束すると分かりやすいですね。夏休みにこれが習慣化できると、休み明けに変化が起きるかもしれませんよ。
ヒント7:習いごとや体験レッスンを利用して、ママも息抜き
子どもに習いごとをさせている時間は、ママの休憩時間として利用しましょう。また習いごとが夏休みもあれば、メリハリのある生活ができますよね。習いごとがお休みの場合は、体験レッスンや、夏季短期講座を受講させてあげるのもいいでしょう。好きなことが身に付いたり、新たな発見にもつながります。預けることができる習いごとは、子どもにもママもメリットのある選択ですよ。
ヒント8:夏休みならではのお手伝いをさせてみる
普段は時間に追われて、子どものお手伝いのフォローが面倒と思っている方も、時間に余裕のある夏休みは、積極的にお手伝いを頼んでみてはいかがでしょう。食べたあとの皿を下げたり、ごはんを茶碗へよそったり、食事前後のテーブルを拭いたりと、毎日必ずできそうなお手伝いを子どもと相談して決めってやってもらいましょう。時間のある夏休みなので、料理の一部、卵割りや野菜切りなどをお願いして、一緒にごはんを作ってみてもいいですね。最初は手取り足取り教えてあげることも必要ですが、そのうち一人でできるようになるので、きっとママの片腕になるはず。また、お手伝いができたら、たくさん褒めてあげると、一人前と認められた嬉しさが、成功体験へとつながります。子ども用のエプロンを用意してあげると、張り切ってお手伝いをしてくれますよ。
まとめ
子どもにとって、身も心も大きく成長する夏休みです。大人はちょっと大変な面があるとは思いますが、子どもの成長を手助けする時期と考えて、今までのやり方や見方を少し変えると、大変だと思っていた夏休みが楽しいものになるはずです。夏休みの間の土日は、パパにも協力してもらい、家族で楽しい夏休みをお過ごしくださいね。