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現役保育士のアイデア、担任の先生と上手く付き合う4つのコツ
2016年 7月 28日 11:30
先生とお家の人の連携が上手くいくと、お子さんの園や学校での生活がスムースに運びます。今回は、担任の先生と良好な関係を築きながら、上手く付き合っていくためのコツを4つご紹介します。今回も、小中学生の子どもをもつ現役保育士がお伝えしていきます。
コツ1:先生に感謝の気持ちを伝えて良好な関係作り
先生も人間なので、感謝されると嬉しかったり、これからも頑張ろうと思うものです。先生と話す機会があったら、必ず「ありがとうございます」とお礼を伝えたり、「先生のお陰で子どもがこんな風に変わりました」などと、好転した事柄を伝えるようにしましょう。もしそんな風に思えないときがあったとしても、感謝の気持ちを伝えるようにしていくと、先生との関係が良い方向に変わってきます。
コツ2:マメな情報交換で子どもの成長をサポートしてもらう
例えば子どもが登園を嫌がることが続いたら、先生に相談してみてください。先生とお家の方が連携し、日頃の園や家での様子を総合的に考えることで、早めに問題を解決できます。また問題が起きたときだけでなく、日頃から家での様子を積極的に伝えてみてください。先生が子どもを理解するときにとても役立ちますし、何気ない一言のなかに、子どもの理解へのヒントになることがあるのです。先生とお家の方との連携が上手くいっていると、よりお子さんも成長できますよ。
コツ3:相談はできるだけ行事のない時期に、先生に余裕があるのでスムース
先生への相談は、可能であれば、行事前の忙しい時期などを避けて話をすると、解決もスムースです。先生は見えないところで、会議、書類作成、保護者への連絡、事前準備などの業務をこなしています。特に行事前は普段よりも忙しく余裕がないことが多いため、そんなときに、急ぎではない相談事をすると、すぐに対応してもらえない場合もあります。もちろん大きな事柄や急いでいる事柄はこの限りではありませんが、先生側の余裕のあるタイミングを見計らうと、スムースに解決されやすくなりますよ。
コツ4:先生への不満は、感情ではなく子どもの変化を伝える
子どもに対する先生の接し方への「不満」がある場合は、直接先生に伝えた方がいいと私は思います。「不満」と言ってもあなた自身のマイナスの感情ではなく、子どもに起きている変化について事実を伝えるようにしましょう。先生へ子どもに起きた変化が伝われば、問題解決の糸口や子どもへの対応の改善につながっていきます。例えば、先生が子どもを厳しく叱ったために子どもの元気がなくなった場合は、子どもの状態を伝えないと先生も気付けません。不満は溜め込まず、早めに対処していくことが、先生との良好な関係にもつながります。
まとめ
先生と子どもの相性の問題もありますし、園や学校の方針にしたがって先生が対応している場合もあるので、保護者の思いとは違う対応があったりと、日々疑問に思うことがあるかもしれません。そういった疑問は、先生に質問していいものなのです。質問をせずに先生に不信感をもつようになると、お子さんにも伝わり、園や学校生活に支障が出ることもあります。まずは先生とお家の方との連携がとても大切です。ぜひ先生と仲良くなって、親子で楽しい園や学校生活を送っていきたいですね!