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【整理整頓を始めよう41】子どもの想い出の作品を増やさず収納する方法
2016年 7月 28日 06:30
子どもの絵や工作は、成長とともに増えるもの。今回は、そんな子どもたちの作品を上手に整理整頓する方法をご紹介します。作品は、愛する子どもの成長の証ですし、工作好きなお子さんだと捨てたがりませんので、放っておくと押入れの半分ぐらいが作品保管に必要になってしまいます(実話)。成長の証を大切にしながらも整理整頓するアイデアを、最新の便利情報も含めてお伝えします。
手放したくない子どもを説得するコツは、褒めること
遊ばなくなったオモチャを捨てることに同意したはずなのに、いざ小さな子に譲るとなると「やっぱりヤダ!あげない」と変わってしまうのが「子ども」というもの。ましてや自分が作ったものは、大袈裟な表現かもしれませんが「捨てる=自分の存在が否定されている」に繋がりやすいので、捨てることに抵抗する場合もあります。それでも手放すことに決めたママが子どもを説得するコツは「作品とそれを作った子どもを徹底的に褒める!」に尽きます。本気で褒めて子どもの自尊心を満たしてあげれば、案外すんなりと手放す選択をしてくれますよ。
バンカーズボックスでスペース制限を設けて整理整頓
バンカーズボックスとは、銀行で書類の保管に使われていた頑丈な紙箱のこと。ご自宅では段ボール箱など軽くて大きめの空き箱が用意できれば十分です。最初に紹介する収納方法は、「一人1箱」などスペース制限を設け、いたずらに増やさない「バンカーズボックス方式」です。捨てられるものは捨てて頂き、当面取っておきたいものをこの箱の中へ一時保管します。箱へ入れるときは、何個かまとめて食品保存用ビニール袋やクリアファイルに入れ、日付を書いておくと後々整理しやすくなりますよ。1年に1回中身を見直し、残った物をもう一度収納すれば永久保存版の入れ物に変わっていきます。まずは今年の夏休みから始めて、来年の夏休みに中身を整理してみましょう。おそらく年を重ねるごとに作品は減っていくと思いますよ。
◇フェローズ バンカーズボックス 703ボックス A4ファイル用 黒 3枚パック 対荷重30kg
スクラップ方式でスペースを大幅に減らす
次に一歩進んだ方法です。
2つ目の方法は、大きいスクラップブックを用意して「残しておきたい絵」「折り紙」「手紙」などを貼り付けて保管する方法です。ほとんどの絵をそのまま貼ることができるA3サイズがおすすめ。立体的な工作も写真を撮ったり、正面部分を切り抜いて平面にしたりと、工夫をして貼り付けてみましょう。文房具メーカーからは定番スクラップブックが発売されていますので、お気に入りのスクラップブックを決めて、おそろいで増やしていくとスッキリ収納できます。
一時保管サービスや写真保管アプリを活用する
最近では、保管サービスやネットを利用した思い出の残し方も増えてきました。一部をご紹介します。
(1) フェリシモ「思い出ひきだし」
四つ切りの画用紙が30枚入る専用ボックスで作品を1年間保管してくれるサービスと、この保管サービスにプラスして最大15ページのオリジナルの絵本を製作してくれるサービスを提供しています。なかなか捨てられないお子さんの作品を絵本にして保管できたらスペースも節約できて一石二鳥。毎年1冊ずつ作っていく楽しみもあります。
◇フェリシモ「思い出ひきだし」
http://www.felissimo.co.jp/kajisapo/html/hikidashi/
(2) 写真保管アプリを利用する
子どもの絵や工作をスマホで撮影してネット上に保管すれば、家の収納スペースの削減にもなり、いつでも検索できます。「マイポケットStyle」など写真を検索しやすいアプリサービスは、あとで見返すのに便利です。ただし、ネットサービスはいつサービスが終了するか分かりませんので、その点だけ注意して、便利アプリの良さを使いこなすのも1つの方法です。
◇マイポケットStyle
https://mypocket.ntt.com/