暮らし

梅雨の「プチ不調」を乗り切る!6月旬野菜を使ったおすすめレシピ5選

梅雨入りのニュースも聞かれ始め、傘をもって出かける日が増えてきました。雨の日が増えただけなのに何となく冷えを感じたり、ちょっとだるかったり、そんな「プチ不調」を吹き飛ばすレシピを5つご紹介します。ご紹介するレシピに使用している旬野菜には、滋養強壮や体を温める作用がありますので、梅雨の寒さにより冷えてしまった体にエネルギーを補給して、本来の体バランスを取り戻していきましょう。

 

お弁当にも!グリーンアスパラガスの梅肉添え豚肉巻き

グリーンアスパラガスのレシピなら、鉄板の肉巻き。雨の日に何となく体調を崩しやすいという方にはぴったりです。豚肉にはストレス軽減作用が、グリーンアスパラガスにはアレルギー抑制作用もありますので、花粉症に続き「鼻がムズムズする」などの症状でお悩みの方にもおすすめですよ。グリーンアスパラガスを豚肉で巻き焼いたら、塩・コショウは少量に、かわりに梅肉をトッピング。日頃、汗をかきにくい方は豚肉と一緒にシソも巻きましょう。

 

もやしとライスヌードルで作る、簡単アジアンテイストスープ

もやし(薬膳でいう緑豆)は、日常的にむくみや胸のむかつき,のぼせが見られ、梅雨どきになると調子が悪い方におすすめの食材で、余分な水分を体外に排出する作用をもっています。鶏ガラスープに軽く茹でたもやしとライスヌードルを加え、血の巡りを良くするニラを入れて加熱、タンパク質をプラスする場合は鶏肉だんごや鶏のササミを細かくしたものを加えましょう。リラックス効果をアップさせたい場合は、パクチーなどの香草をトッピング!

 

玄米やハト麦でいただく、タケノコごはん

タケノコは、気候が不安定になることで崩れる代謝バランスをもとに戻してくれます。体内の水代謝を良くする作用のある「玄米」や「ハト麦」で炊き上げれば効果は抜群です。食べ慣れない方にとって玄米は、白米と比べ食べにくいと感じる方もいらっしゃると思います。無理をせず、普段のごはんに少し混ぜることから始めましょう。またハト麦が入った雑穀を試してみることもひとつの方法ですよ。お子さまには味付け海苔でおにぎりに!

 

ちびちゃんたちも大好き!キャベツたっぷりお好み焼き

キャベツは、梅雨で少し冷えてしまった胃腸もやさしく温めてくれる作用をもちます。お子さんたちにも大人気のお好み焼きに、たっぷりキャベツを入れて焼き上げましょう。さらに力をつけたい場合は、山芋のすりおろしをプラス。お通じが気になる方は、きのこ類の追加がおすすめです。梅雨の体調不良により緊張した体を、ゆっくりリラックスさせましょう。飲み物は、なるべく常温に近い温度か、温かく感じるものを飲み、体全体を温めてみましょう。

 

パパにも好評!ピーマンたっぷりチンジャオロース

身体を冷やすことが多い夏野菜なのに、体を温める作用のあるピーマン、疲労回復にも効果があります。高い抗酸化作用を誇りますので、お肌のくすみが気になる方にもたくさん食べて頂きたい食材です。チンジャオロースはお子さんやパパたちにも人気のレシピ。お子さん用には赤ピーマンや黄ピーマンを加えることで見た目を華やかにするのがコツです。ソースは市販のもので十分。寒がりさんには、冷えに効果のある黒ごまトッピングをおすすめします。

 

まとめ

6月の旬野菜にはグリーン系が多いです。陽射しをたっぷり浴びた葉や穂が豊かに繁り、なんとも色鮮やか。爽やかな気分になりますよね。旬の野菜にはその時季をうまく乗り切るための要素がきちんと含まれていますので、梅雨のジメジメしたお天気で『何だかだるい』という「プチ不調」、旬野菜のレシピでゆっくり軽くしていきませんか?

 

A's Pumpkin(薬膳マイスター)

日々健やかに過ごしたいと考える、おばちゃまライターです。
薬膳マイスター資格を取得、自然由来食材のエネルギーをよりよく活かすことで、ひとりでも多くの方が健やかに過ごせるお手伝いが出来ればと思っております。国際薬膳食育師3級。