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【ハンドメイド作家になりたい1】お金をいただく商売としての心構え
2016年 5月 27日 06:30
手作り好きなら、「いつかはハンドメイド作家に」と思ったことのある人も多いはず。今回から、ハンドメイド作品を販売するための基本とコツを、元ハンドメイド作家でハンドメイド販売アドバイザーの白崎カオさんが教えてくれます。まだまだ趣味の範囲と思っている人も、ハンドメイド雑貨販売についてのお話は、ヒントがいっぱいですよ。第1回目の今回は、心構えからです。
始めは1つに絞らない
これからハンドメイドを始めるなら、まずは自由に幅広く、いろんなものを作ってみてください。1つのジャンルしか作ったことがない人も同様です。最初から1つに決めてしまうと、上手くいかなかったときに、才能がないと諦めてしまうことが多いからです。縫う、彫る、編むなど、さまざまなハンドメイドがありますが、やってみないことには、どれがあなたに向いているのか分かりません。たくさんの世界に触れて、自分にピッタリ合うものを探しましょう。
地道にコツコツとたくさん作って腕を上げよう
始めたばかりで作品が売れずに悩んでいるなら、何よりも「腕=技術」を上げること。その1 点だけに集中しましょう。「好きだから作る」という気持ちは、大きな原動力になってくれます。「好きだから他人に関係なく作る」という気持ちの勢いがあるうちに、たくさん作り込んで技術レベルを上げてください。
一番大切なのは最初の心構え
ハンドメイド作家として活動していくのなら、いつまでも趣味の感覚でいてはいけません。ハンドメイド販売が趣味の延長だとしても、お金をもらう以上はれっきとした商売です。「ハンドメイド作家です」と胸を張って言いたければ、「人様からお金をいただく商売」を始めるのだと心得ましょう。今までの生活からステップアップするつもりで、活動をスタートさせます。
お客さまとの距離感を大事にする
お得意さまを特別扱いすることと、友だち感覚で商売することは、まったく違います。親しくなりたい気持ちはとても大事ですが、作家とお客さまという関係を保つためにも距離感は大事にしていきましょう。友だちになってしまうと、トラブルが起きたときや追加料金が必要になった場合など、言い出しにくくなってしまうこともあります。
ハンドメイド作家さんのサポーター・白崎カオさんに学ぶ
今回ご紹介したお話は、書籍「はじめてでもできる! ハンドメイド作家のたのしい売り方BOOK」で紹介されているハンドメイド作家の販売の基本とコツです。詳細は、下記URLからどうぞ。また白崎カオさんのブログでも、ハンドメイド販売に関する情報が配信されていますよ。楽しいハンドメイドライフを長く続けていきましょう!
◇はじめてでもできる! ハンドメイド作家のたのしい売り方 BOOK