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子ども「食べ物好き嫌い」ママのすべきこと4選と、やってはいけないこと

楽しい食事の時間のはずなのに、子どもがご飯を残すと、せっかくの気分も沈んでしまいますね。今回は、子どもが嫌いな食べ物を食べてくれるようになるための、ママのすること4選と、NG行動についてお伝えします。ママの悩みの時間を、子どもと一緒に楽しく過ごす素敵な時間に変化させていきましょう!

 

ママのすること1:食べるのはハードルが高い!舐められれば合格

子どもにとって、嫌いな物を口に入れるのはハードルが高いこと。口に入れるよりも一段階レベルを低くし、「その味を知る」ことを目的にしてみましょう。口に入れるのではなく、「舐めてみる」ことをおすすめします。「舐めてみる」という行動を通して、いろいろな食材の味を知ってもらい、少しずつ食べさせるようにしていくと、味が分かっているので、スムーズ食べられるようになりますよ。

 

ママのすること2:大好きなママと一緒に、味を確かめ合おう!

子どもの嫌いな食べ物は、実はママ自身が苦手だったものではありませんか。もしそうなら、まずはお母さん自身が頑張って食べるお手本を見せましょう。ママがチャレンジすることで、子どもにはママと一緒に味を確かめ合いたいという気持ちが芽生えてきます。お母さんのことをよく見ている子どもは、真似して食べ始めることもありますよ。

ママが好きなものであっても、その食べ物をママ自身が食べた感想をお子さんに言ってみてください。そしてその食べ物を、子どもが口に入れてみたら、「どんな味?」と聞いてみましょう。お子さんがその味を感じて、ママと共有するその瞬間を大事にしてください。

 

ママのすること3:嫌いな食べ物は…見た目を隠して

子どもの多くは食べ物の好き嫌いを、まずお皿の上の見た目から判断します。よく言われるのは、ピーマンやホウレン草などの「緑色の物」に対する拒絶反応です。どうやら子どもには「緑=苦い」というイメージがあるようですね。また子どもは、一度食べて「まずかった」という食べ物の見た目もよく覚えています。子どもの嫌いな食べ物は、好きな揚げ物やお肉などと一緒に調理して、その物の見た目があまり目立たないようにしてみてはいかがでしょうか。見た目から「美味しそう!」と思うものには、子どもも手が出てくるかもしれません。

 

ママのすること4:舐めたり、食べたら褒めまくる!

誰もが周りの人に「褒めてもらう」ことは、とても嬉しいことですね。子どもは、大人よりも「褒められた」ということに対して、さらに喜びを感じます。少しでも舐めたり、食べることができたら、大いに褒めてあげてください。褒めると、喜びだけでなく、頑張ろうという気持ちも生まれます。褒め続けると、いつの間にか、苦手な物がなくなっているかもしれませんね。 

 

ママのNG行動:無理矢理口に入れたり、怒ってはダメ!

頑張って作った料理を残している子どもにすぐに怒っていませんか。怒ると、その母親の怒っている顔のイメージなどで、食べ物を嫌いになることもあります。また無理矢理、口へ入れると、その食材を見ただけで恐怖感が募り、トラウマになってしまうかもしれません。「無理矢理」や「怒る」はしないようにしましょう。

 

まとめ

子どもの好き嫌いを克服するためのポイントを、OK行動とNG行動にまとめてみました。ママの接し方がほんのすこし変わるだけで、子どもも変化していきますよ。なにせ、子どもは、お母さんのことよく見てますからね。嫌いな物を克服し、楽しい食卓にしていきましょう。

 

よっちゃん

元保育士・幼稚園教諭で、2歳〜5歳の担当をしたことがあります。
現在は、初の専業主婦で、簡単にすっきり暮らすための収納や、簡単だけど旦那さんに喜ばれる料理を模索中です。