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早い人は半年前から予約!「七五三」の準備、チェック事項を確認しよう
2016年 4月 14日 06:30
子どもの成長を祝う七五三。なんとなく「着物を着てお参りに行く」というイメージはあるものの、具体的に何をすればいいかは分からなかったり、どのようにお祝いするか決めかねていたりしませんか?「まだまだ先」と油断していると、気付いたころには「予約がいっぱいで店が取れない!」という事態になっているかもしれません。あとで焦らないためにも、今からできることを少しずつ始めましょう。
準備はいつ頃から始めるのがいい?
一口に「七五三」と言っても、参拝や写真撮影、食事会など、考えなければいけないことは意外と多くあります。まずは大体の予算を決めて、やることとやらないことを決めましょう。予約が必要なこともあるので、計画は早目に立てるのがおすすめ。早い人は半年前から準備を始めてしまうので、「どうしても◯◯神社で祈祷してほしい」など、どうしてもやりたいことがあれば、同じくらいから準備を始めましょう。また衣装のレンタルや食事会の予約などの予定があれば、遅くとも2ヶ月前には準備を開始したほうが無難です。ホテルや写真館など、さまざまなところに七五三プランがあり、早期キャンペーンもあるので、情報収集は半年前くらいから始めておきましょう。
参拝する神社を決める
参拝場所は、近所の氏神様や人気の神社などがありますが、交通の便など家族の都合も考えて選択しましょう。人気の神社は大変混雑するので、子どもの性格や体力も配慮して決める必要があります。また祖父母も一緒に参拝する場合は、よく話し合って予定を確認しましょう。大きな神社はウェブサイトもあるので、一度チェックを。祈祷時間や、初穂料について記載されている場合もあります。神社によっては規定料金を設定している場合もあるのでご注意ください。人気の神社に行くなら、半年前には祈祷の予約を済ませましょう。特に大安の土日は混み合います。
衣装の調達方法は?
七五三は正装で行うのが基本。購入、レンタル、お下がりなど、衣装の調達方法を考えましょう。和装がスタンダードですが、洋装も人気です。貸衣装の場合、着たい衣装のイメージが明確なら、早目に店を選び、衣装を押さえておくといいですね。春~初夏にはその年の新作が出始めるので、その頃から動き出す方が多いようです。写真館やインターネットでもレンタルができるので、広く情報を集めましょう。親も和装で参拝する場合は、そちらの手配も忘れずに。また、女児はヘアメイクが必要になります。プロに頼むなら、こちらも9月頃には予約を。
写真撮影は前撮りがお得?
写真撮影をする場合、参拝当日にカメラマンの同行をお願いしたり、家族に頼んだり、別日にスタジオに行ったりと、方法はいろいろ。前撮りはゆったり撮影できるほか、5、6月頃に早期キャンペーンが実施され、お得に撮影できます。夏の日焼け前に撮れるのも嬉しいですね。ただし小さなお子さんの場合は日が開いてしまうと、成長によって撮影日と参拝日で顔付きが変わってしまうことも。それぞれのメリット、デメリットを含めて考え、予算に合わせて決めましょう。人気店は半年前から予約が埋まるところもあります。
食事はどうする?
大切な子どものお祝いなので、当日の食事にもこだわりたいですよね。レストランや料亭では、七五三コースが用意されているところもあります。着物を着たままの食事にするか、着替えてから行くかも考慮して店を決めましょう。混み合う時期なので、遅くとも1ヶ月前には予約をしておきましょう。もちろん、家でのパーティーもいいですね。赤飯や鯛の塩焼きなど、特別なメニューを用意すれば、家族で気軽に楽しめます。「手作りは大変」という場合は、仕出しやケータリングなども活用しましょう。
まとめ
伝統行事としてきっちりお祝いしたい方も、家族で気軽に楽しみたいという方も、早目の計画が大切です。よく話し合い、どのようにお祝いするか、しっかりと考えて決めましょう。我が家は3歳を迎える娘の髪がまだまだ薄いため、美容師と相談してピッタリなウィッグを探し始めたところです。ヘアセットに時間をかけると撮影段階でぐずる可能性もあるので、ウィッグでサッと済ませるのも一つの手だそうですよ。準備は大変ですが、子どもの晴れ姿を楽しみに、楽しく当日を迎えましょう。