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「出産祝い」でありがちな「もらったけど使わなかった」をなくすには?

子どもが生まれたときに、親戚やお友達などの周囲からいただく「出産祝い」、嬉しいものですね。でも、「持っているものをもらった」「希望と違う」など、使われなかったものもあるのが実状ではないでしょうか。そこで今回は、贈り主の気持ちに感謝しつつ、欲しい物、必要な物を上手にリクエストする方法をご紹介します。

 

失敗談から学ぶ「もらったけど使わなかった」をなくす方法

先輩ママに聞いてみると、「高価なブランドもののベビー服。残念ながら好みと違い、一度も着せずにサイズアウトしてしまった」「ベビークリームなどのセット。赤ちゃんの肌へ使うものに敏感だったので、使わずじまい」と、せっかくいただいた「出産祝い」なのに、ちょっと残念な思いをしてしまった話が出てきます。気持ちはとてもありがたいのに、心から喜べないのは残念ですよね。でもこれ、上手にこちらの希望や状況を伝えていれば、避けられたと思いませんか?

 

必要なものから「欲しいものリスト」を作りましょう

お祝いしてくれる相手へ希望を伝えるには、自分が欲しいものが何なのかを、きちんと把握しておくことが重要です。まずは、必要になる育児用品をリストアップしましょう。リスト作りには、雑誌の付録、ママブロガーさんの記事なども参考になりますね。そして出来上がったリストのなかから、出産祝いでいただけたら嬉しい「欲しいものリスト」を作っておきましょう。このとき欲しいものを価格帯で分けておくと、相手との距離感に応じた物を、さっと思い出せて便利ですよ。

 

奮発してくれる両親とは、一緒に選ぶのがコツ

孫の誕生を心待ちにしているご両親からは、お祝いを奮発してもらえる場合もありますね。高額になりがちなチャイルドシート、ベビーカー、抱っこヒモなどを、お願いしたいところですが、子育てグッズの最新トレンドや人気ブランドに、ピンと来ない世代でもあります。こちらの希望が決まっているなら、一緒に選びに出掛けるのがおすすめ。ご両親もきっと喜んで一緒に行ってくれますよ。チャイルドシートは産後の退院時に使うことも多いので産前に、ベビーカーや抱っこ紐は実際に乗せて選べる産後に選ぶといいですね。

 

両親へは思い切って「現金リクエスト」もアリ

「出産祝いは何がいい?」と聞かれたとき、相手が双方の実家なら、思い切って「自分たちの欲しいものがあるから現金がいいな」とはっきり伝えてみてもいいでしょう。「ちょっと、失礼かな?」とも思えますが、親御さんが「最近のベビーグッズのことは、よく分からない」と思っていたり、「自分たちのことは自分たちで決めなさい」という考え方のときは、あまり気にならないようですよ。

 

お友達へ「欲しいものリスト」を上手に伝えるには、SNSを利用して!

「欲しいものリスト」を作っても、それをお友達に上手に伝えるのは難しいですね。お友達とTwitterやFacebookなどのSNSでつながっていれば、そこでアピールするのもひとつの手です。リストの写メを「ほしいものたくさん(ハート)」とか「出産祝いリクエスト聞かれたので、嬉しくてウィッシュリスト作ってみた」などのコメントとアップしてみてはいかがでしょう。また「出産準備♪」などのコメントと、すでにそろえたものの写メをアップしてもいいかもしれません。写メがあると、好きなテイストやブランドも、なんとなく伝わると思います。

 

Amazonの欲しいものリストも活用!

ネット通販のAmazonには、サイト内の物で「欲しいものリスト」を作り、公開、共有できる機能もあります。自分が作った欲しいものリストを、メールやSNSでご親戚やお友達にシェアすると、それぞれがあげたい物を選んで購入、プレゼントとして届く仕組みです。これなら、残念なプレゼントになることもなく、とても便利ですよ。

 

まとめ

「出産祝い」は、いただけるだけで嬉しいものですが、私の場合、周りに出産経験者が少なかったこともあって、活用できるものや好きなテイストのものが少なく、ちょっとだけ残念でした。アメリカでは妊婦さんの希望のアイテムを聞いて、出産前のベイビーシャワーのパーティーでプレゼントする習慣があるそうです。日本でも「欲しいものリスト」を使った出産祝いリクエストが普及するといいなあと思います。

 

 

Heidi

キャンプ大好き。大自然の中、の〜んびり読書したりヨガしたり昼寝したりしています。
料理(お菓子作りは苦手)、テーブルコーディネート、花、コスメなども好きです。
ファッションはシンプル系が好きです。