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【整理整頓を始めよう24】衣替え時期、冬物セーターの「収納用」たたみ方

そろそろ春に向けた衣替えの季節ですね。今回は、冬物のセーター類について、「たたみ方」と「収納の仕方」を薄手のものと厚手のものに分けてご紹介します。クリーニングに出してきれいになったセーター類の長期収納では、空気の通り道を作ってあげるようにしてくださいね!

 

セーター類もネックのデザインが見えるようにたたむ

手持ちのセーター類は「カラーやデザインが似ているものが多い」なんてことはありませんか?みなさん比較的似たものを持っている傾向がありますので、ボディーを見ただけでは違いが分かりにくいですね。たたむときは、上から見てもネックのデザインが分かるようにすることが、取り出しやすい収納のポイントです。

 

たたみ方:薄手のセーター1

薄手のセーターのたたみ方は、基本のTシャツのたたみ方とほぼ一緒です。まずは、後ろ身頃を上にして置き、左右の端を肩から内側に折り、肩の付け根から袖を斜めに折り返し身頃に揃えます。身幅は、収納の幅に合わせてアレンジしてください。

たたみ方:薄手のセーター2

次に、裾を肩まで持っていき、半分に折ります。

たたみ方:薄手のセーター3

もう一度身頃を半分に折ると18センチほどの高さになり自立します。衿がハイネックのときは、衿を前身頃側に倒して収納しましょう。またセーターをたたむときは、写真のようにきっちり折りたたまずに空気の通り道を確保しましょう。折りシワを抑えることにもつながります。

 

たたみ方:厚手のセーター1

厚手のセーターはかさばりやすいので、重なる箇所を減らすのがポイントです。まず後身頃を上にして置いたら、袖は上下にずらして折り返し、重ならないようにしましょう

たたみ方:厚手のセーター2

次に、左右から真ん中に向かって身頃を半分に折りたたみます。ここでも左右が真ん中で重ならないようにすると、かさばりません。

たたみ方:厚手のセーター3

最後は、裾の方から首に向かって、クルクルっと巻いていきます。ふんわり巻くことで、隙間に空気が通り、衣替えの際に入れる防虫剤が隅々まで行き届くようになります。特にプラスチックの収納ケースは湿気を逃しにくいので、衣類に隙間を開けて余裕を持って収納することが大切です。厚手のセーター類はかさばりやすいので、シーズン中はハンガーに掛けて収納するのも手です。

 

Be Present代表 尾井理恵

ヨガ、整理整頓、ベジ和食のレッスン、コンサルティングを行う「Be Present」代表。横浜市在住。整理整頓のアドバイザーとして各地で講演、個人宅でのコンサルティングを行っています。また、自宅兼スタジオおよびスクール講師のほか、定期的にヨガ、料理教室のイベントを開催しています。Facebookはこちら