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【整理整頓を始めよう22】頻繁に洗わないジーンズ、最適なたたみ方と収納

子どもから大人まで、誰でも1本は持っているだろうジーンズ。今回は日常着として人気があるジーンズのたたみ方をお伝えします。色違いやシルエット違いを複数本持っている方も少なくありませんね。チノパンなど、ほかのボトムスにも応用できるので、たたみ方を覚えて効率的な収納を目指しましょう。

 

ジーンズの収納は工夫が必要?

ジーンズは、毎回洗濯せずにしまう人も少なくないため、数年履いていなかったジーンズを出してみたら、カビ臭かったり、実際にカビが生えていた、なんて話を聞くこともあります。ジーンズに使われるデニム生地は、厚みのある綿素材のため、汗や水分を吸収すると乾きにくく湿気が抜けにくい性質があります。ですので、引き出しやクローゼットの中へしまう前に、1日陰干しをすることをおすすめします。また収納するときも湿気を溜めないように、ほかの衣類よりもゆったりと、ギュウギュウにたたまないように気を付けましょう。

 

空気を通す隙間を残す

ジーンズも写真のように「立てて収納」が基本です。生地の間に隙間を多めに作って空気を通すように心がけましょう。主に綿素材の、チノパンなどのカジュアルなボトムスは、全て同じたたみ方で高さを揃えるとキレイに収納できます。

 

ジーンズのたたみ方1:前身頃を内側に

前身頃を上して置き、お尻の部分で半分に折りたたみ、左右の足を揃えます。

ジーンズのたたみ方2:丈を半分に折る

裾をウエストに向けて折り上げ、丈を半分にします。

ジーンズのたたみ方3:丈をさらに1/3にする

半分になった長けをさらに3分の1ずつ、2回折り上げたら終了です。

ポケットが上にくるように立てる

収納するときは、ウエスト部分ではなく、ポケット部分が上にくるように立てて収納します。

 

色とポケットのステッチが見分けるヒント

ポケット部分を上にして収納すると、ポケット周辺に施されたステッチやタグから、目当てのジーンズが探しやすくなり、広げて確認する手間が減ります。空気も通せてワンアクションで取り出せるたたみ方、ぜひお試しください。

 

 

Be Present代表 尾井理恵

ヨガ、整理整頓、ベジ和食のレッスン、コンサルティングを行う「Be Present」代表。横浜市在住。整理整頓のアドバイザーとして各地で講演、個人宅でのコンサルティングを行っています。また、自宅兼スタジオおよびスクール講師のほか、定期的にヨガ、料理教室のイベントを開催しています。Facebookはこちら