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厄除けの意味を持つ「羽根つき」、正月に親子で作って家族で遊んでみよう

代表的な正月遊びのひとつ「羽根つき」。今回作り方をご紹介するのは、段ボールの羽子板と折り紙の紙風船を羽根です。お父さんやお母さんが作ったおもちゃは、子どもたちも喜んでくれるはず。段ボールで作れば小さい子にも安心ですね。実は、羽子板と羽根には、厄払いや魔除けの意味もあるんですよ。

 

羽子板2枚と羽根に見立てた紙風船の材料

・段ボール(25cm以上×25cm以上)2枚

・ハサミ

・ペン

・ガムテープ

・割りばし1膳(割って2本にしておく)

・折り紙 3枚

羽子板の作り方1:ダンボールを切り抜く

段ボールへ、写真のような大きさの線を書き、ハサミで切ります。芯の向きを、1枚は横向き、1枚は縦向きになるように切り取ります。段ボールの芯に使われている、波形の向きに注意してくださいね。こうすることで、強度をUPします。

 

羽子板の作り方2:羽子板の寸法

今回作成した羽子板の寸法は写真の通りです。

羽子板の作り方3:ダンボールを貼り合わせる

切り取った1枚の中心に割りばしを仮止めし、段ボールの芯の向きが違う2枚を重ねて、羽子板を2枚作ります。段ボールをガムテープなどで張り合わせます。

羽子板の作り方4:持ち手部分補強して飾り付ける

持ち手の所は、ぐるっとガムテープを巻いて補強します。板の部分は、お正月らしい和風柄の包装紙を貼り付けたり、好きな絵を書いてもいいでしょう。小さく作ると羽根つきの難易度が上がり、難しくなりますね。

 

紙風船の作り方1

四角形に2回折り畳み、正方形にします。次に中を広げ三角形にします。裏返し、同じようにします。

紙風船の作り方2

頂点を上に置き、左右の両端をそれぞれ中心の頂点に向かって折り、四角形にします。裏返して、裏側も同じようにします。

紙風船の作り方3

四角形の左右端を、中心線まで折り折りたたみます。次に、上側の頂点の先端を、先ほど両端の頂点が来た中心点に合わせるように、三角に折りたたみます。裏側も同じように折りたたんでください。

 

紙風船の作り方4

折り紙を上下逆にして、最後に折った三角形の先端を、両脇から折って袋状になっているところへ差し込みます。左右、裏表、と合計4回差し込んでください。

 

完成

上側の穴から息を吹き入れて膨らませて完成です。紙風船は人や物にあたっても安全ですね。また、紙風船だと小さいので、ゴム風船に替えると大きくなって、未就園児でも挑戦しやすいですよ。

まとめ

段ボール羽子板と、折り紙の羽根。風が吹いたときの、紙風船の予期せぬ動きに、大人も夢中になってしまいますよ。冬の冷たい空気が気持ちよく、いい運動になりますね。

 

やまも

最近、子どもと折り紙をよく作るようになりました。
「お得」「簡単」「時短」が大好きな
ズボラ主婦です。
「子どもと過ごす時間が楽しくなる」記事を書けるように心がけてます。
色彩について勉強中。
アシスタント・カラーコーディネーター取得。