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知ってる?年賀状の「投函受付開始日」と「元旦に届く最終投函日」
2015年 12月 4日 20:10
師走に入り、そろそろ年賀状の準備を始める時期ですね。もう始めた人も、まだこれからの人も、相手に気持ちよく新年のあいさつがしたいですね。ところで、郵便局での年賀状の受付開始日や、元旦に届けるための最終受付日を知ってますか?
年賀状の受付は12月15日から。25日までには出そう!
2018年用の年賀状の受付は、12月15日からです。25日までに出せば、基本的には元旦に届きます。郵便ポストに投函する際は、25日の最終集荷に間に合えば元旦に届きますが、25日の深夜に投函するなどして26日の受付になってしまうと元旦に届かない可能性があるので、気を付けましょう。また、手作りの年賀状には必ず、切手の下に赤字で「年賀」と書いておきましょう。これがないと、一般郵便と間違われてしまい、年内に配達されてしまいますよ。
年賀状は遅くとも「松の内」までに
年賀状は、「松の内」と言われる、正月の松飾りが飾ってある間に届くようにするのが基本です。「松の内」の期間は地域によって異なり、関東では1月7日まで、関西では小正月の15日と言われます。地域差を考慮すると、年賀状は1月7日までに届くようにするのが無難ですね。また12月28日までに投函すれば1月3日までには、また元日に投函すれば1月7日までには届くようです。
喪中はがきを出し忘れてしまったら「寒中見舞い」という手も
こちらが喪中の場合、相手が年賀状を用意する前、11月下旬までに喪中のお知らせを出します。少なくとも年賀状の受付が始まる1週間前、つまり12月1週目までに届くように手配したいところです。もし、うっかり出し忘れてしまった場合は、年賀状をもらった方へ「寒中見舞い」を送りましょう。その際は、文中で「賀」などのおめでたい言葉を使わないように注意しましょう。
誤:お年賀状ありがとうございます。
正:お年始状ありがとうございます。
寒中見舞いは、冬の挨拶状ですが、喪中に受けとった年賀状の返事や、年賀状を「松の内」までに出せなかったときにも利用できます。また喪中の方への挨拶状としても使えます。寒中見舞いを出す時期は、小寒(1月6日)から節分(2月3日)の頃まで。それを過ぎると「余寒見舞い」になります。