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お気に入りのジーンズを長く履きたい!色落ちを防ぐコツは?

ジーンズは、一般的に縦糸にインディゴ(藍)染の糸、横糸に染める前の白い糸を使った、綾織りの「デニム地」でできています。生地は丈夫ですが、染料に使われているインディゴブルーは摩擦や水で色落ちしやすく、履いているとだんだん雰囲気が変わってきます。最近は、ところどころ色落ちをさせたり穴を開けた、ダメージ加工も流行しているため、よりデリケートな扱いでお洗濯することが、長持ちさせるコツです。

 

必ず素材と洗濯表示を確認する

まずは、ジーンズの洗濯表示を確認しましょう。綿素材のものは30〜40℃以下、洗濯機で洗えるものが多いです。お湯でも洗えますが、インディゴブルーはお湯で洗うと落ちやすいため、汚れがひどくなければ水で洗う方がおすすめです。また洗濯機洗浄に「弱」の表示があれば、ネットに入れて洗濯しましょう。

 

洗濯機では、裏返してネットに入れて!

インディゴブルーは、水やお湯で落ちてしまうほかに、摩擦でも色落ちしてしまいます。履き古したジーンズの膝が白くなるのは、その典型です。ですので、洗濯する場合は、裏返してネットに入れ、表面がなるべく摩擦しない状態にします。また、大きく穴の空いたダメージ加工がしてあるときは、空いている穴が広げないよう、必ずネットに入れましょう。洗剤も、一般的な洗濯洗剤は漂白剤や蛍光剤が入っているので、おすすめできません。「おしゃれ着用洗剤」は、漂白剤や蛍光剤を含んでいないので、これを使うようにして、生地の傷みにくい手洗いコースで洗いましょう。

 

干すときは裏返そう

洗濯が終了したら、シワを伸ばして干します。シワを伸ばすときの摩擦も色落ちの原因になるので、洗濯後は放置せずにすぐ取り出しましょう。濡れたジーンズをきれいに折りたたんだら、手で挟んでパンパンと叩いてシワを伸ばすとダメージを抑えられます。干すときは、胴体部分を筒型に広げるようにつるして風通しの良いところでしっかりと陰干ししましょう。このときも、裏返して干すことで、日焼けを防ぎます。

 

まとめ

普段着から、ちょっとオシャレをしたい時にも、幅広く活躍してくれるジーンズ。色落ちを防ぐお手入れ方法を覚えておけば、お気に入りの1枚も、長くはけるようになりますよ。

reirei

家事の中で苦手なのは片付け、比較的得意なのは料理。 作ることが好きなので、編み物したりアロマで化粧水や石鹸を作ったり、ハンドメイドやDIYで生活を楽しんでいます。