暮らし
マグカップや水筒のガンコな「茶渋」素材別の落とし方を4つご紹介
2015年 10月 19日 08:00
お気に入りのマグカップや、毎日使っている急須の内側に、茶渋が付着して茶色くなっていませんか?茶渋は、毎日洗っていても少しずつ付着していき、スポンジでこするだけでは落ちなくなってしまいます。今回は、落ちなくなっている頑固な茶渋をきれいに落とす方法をご紹介します。
キッチンにある塩でこするだけ!の茶渋の簡単な落とし方
実は、どの家庭にもある塩で、茶渋を落とすことができます。一つまみの塩を、水でぬらしたマグカップなどに指やスポンジでつけて、茶渋のついた部分をこするだけです。陶器やガラス製品で試してみて下さい。ただし、塩で茶渋を削って磨いているので、傷が付きやすいプラスチックなど柔らかい素材の食器は避けるようにしましょう。表面に傷が付くことがあります。
細かいところが洗いにくい急須は漂白剤で落とす
急須など、形が複雑だったり、細かいところが洗いにくい食器には、漂白剤を使いましょう。ただし、金や銀の装飾がある食器には使えないので注意して下さい。やり方は2通りあります。1つは、スプレータイプの台所用漂白剤を使う方法。茶渋が気になるところに直接スプレーして、5分待ってから30秒以上水で洗い流します。もう1つは、漂白剤液に漬け置きする方法。漬け置き用の濃度に漂白剤を溶かした水に、食器を20~30分漬けてから水で洗い流します。
金銀の装飾がある食器は熱湯と重曹で溶かして研磨
茶渋がかなり濃く付着している時は、重曹と熱湯で落としてみましょう。漂白剤が使えない金や銀などの装飾がある陶器などに使える方法です。マグカップであれば底が隠れる程度の重曹を入れて、熱湯を注ぎます。お湯が冷めたら、スポンジで軽くこすって洗います。重曹は水よりもお湯、できれば熱湯を使うと洗浄力がアップします。重曹は粒子が細かいですが研磨作用があるので、お湯で溶けきらなかった場合は、傷つけないよう注意しながら優しく洗いましょう。
ポットや水筒の茶渋汚れは日頃の洗い方を工夫して予防!
茶渋汚れは放っておくと、どんどん濃くなってしまい落とすのが大変です。ついつい手が届かずにささっとゆすぎ洗いしまう水筒や麦茶用ポットなども、汚れがひどくならないうちに、専用の柄の長いスポンジや、重りの入った枝豆型の小さなスポンジなどの「シャカシャカ振る」スタイルのお掃除で、こまめに茶渋を落としましょう。
まとめ
今回ご紹介した方法は、ゴシゴシ力を入れてこすらなくてもきれいに茶渋が取れるのでおすすめです。食器によって適する掃除方法が違うので、食器の素材を確認してから茶渋を落とすようにして下さいね。