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十五夜の意味は?なぜおダンゴを食べるの?
2015年 9月 18日 08:00
十五夜って、なぜ十五夜って言うか知っていますか?またどうして9月にあるのでしょう?おダンゴを食べる理由、ススキを飾る理由、言えますか?今日は、そんな疑問を全て解決していこうと思います。これで子どもに聞かれても、鼻高々ですよ!
8月15日の夜だから「十五夜」
旧暦の8月15日の夜の月のことを指します。(8月)15日の夜だから「十五夜」です。また旧暦は太陰暦なので、旧暦の8月15日は「毎年ほぼ満月」ということになります。「ほぼ満月」というのも、実は十五夜の月は「満月ではない」方が多いんです。最大で2日程度ズレるようですよ。
どうして8月15日?
十五夜は元々、中国で行われていた秋の収穫祭で、豊作を月に感謝するものでした。最初は秋分の日に行われていましたが、満月でないことが多いため、満月である8月15日になったのだそうです。また8月15日は、旧暦の秋(7、8,9月)のちょうど真ん中の日に当たり、「中秋」と呼べることもこの日になった理由です。現在の中国で十五夜は「中秋節」と呼ばれ、中国の4大祭の一つであり、国民祝日でもあります。
ススキとダンゴはいるの?
十五夜は豊作を月に感謝するお祭りです。日本では、ススキを飾りダンゴを食べますね。この時のススキは稲穂の代わり、ダンゴは月の代わりです。収穫したものと自分たちで作った月を、お供えするということです。ですので、ススキの代わりに里芋やサツマイモなどの収穫物を供えることもあります。