10分こそうじ
パンパンの財布を整理するコツ スーパーで小銭出しやすい便利グッズも
2024年10月28日 08:05
毎日使う財布がいつもパンパンに膨らんでいる。財布を使う時にいつも手間取る。いつの間にかお金が減っている。こうしたお悩みはありませんか?
電子決済やクレジット払いが主流となった現代でも、財布を持ち歩かない方は少ないはず。財布の整理は家計管理にもつながります。お金の流れを把握できるようになると、無駄なお金を使わない生活に変化していきます。
今回は簡単に始められる財布の整理や中身の管理方法についてご紹介します。
財布の整理方法
財布の中身を全部出し、ジャンルごとに分け、さらに頻度別に分けていきます。
1.財布の中身を全部出し、ジャンル別に分ける
- お金(お札、小銭)
- 金融関係のカード(銀行カード、クレジットカード)
- ポイントカード
- レシート
2.使用頻度別に分ける
- 高頻度:お金、支払いに使うメインカード、ポイントカード、免許証などの身分証明に使うカード
- 中頻度:支払い用のセカンドカード、月1程度で行く店や病院の関連カード
- 低頻度:レシート、1カ月以上使用していないカード類
基本的に、高頻度で使用するものだけを財布に入れるとスッキリ使いやすくなりますが、財布の大きさや用途に応じて中頻度までを入れます。
財布はお金を入れるもの。財布にはお金と同じくらいの頻度で使うものや重要なものを入れます。例えば健康系のカードで考えると「健康保険証は入れるが、毎日通院しない病院の診察券は入れない」といった感じです。使用頻度の低いカード、たまにしか使用しないポイントカード類は財布に入れないようにします。
カード類の管理
必要なポイントカードはアプリへ移行
ポイントを貯めたい派の人には、ぜひアプリへの移行をおすすめします。近ごろは店舗専用アプリも増えており、スマホさえあればわざわざカードを持ち歩く必要はありません。
専用アプリ以外にも、Stocardなど複数店舗のポイントカードを一括管理できるアプリもあります。わざわざインストールするのが面倒な方は、LINEの中にLINEマイカードというサービスがあるのでこちらから試すのもありですね(アプリによって対象店舗は異なります)。
週末のレシートチェック
電子決済やクレジット払いでも、レシートが発行されます。財布を膨らましてしまうものNo.1がこのレシート。家計を管理するためには必要ですが、財布には必要ありません。
生活のルーティンとして、財布整理をすることはレシートを取り出すことにもなるのです。
例えば、財布から出したレシートを専用の収納箱に入れ、1週間分溜めておいて週末にチェックするのもいいでしょう。家計簿に記入できるのがベストですが、続かないのが悩み……そんな方は、食品、日用品というように大雑把にまとめるなど、細かくつけすぎないことが長く続けるための秘訣です。
現在はレシートを撮影するだけの家計簿アプリもあるので、活用してみるのもいいのではないでしょうか。電子決済のオートチャージ機能を利用している方は、週末にチェックすると使い方の確認ができます。使い過ぎている場合は、オート機能をOFFにするのも良いですね。
小銭が溜まってきたら
すっきりしたお財布を目指すには、小銭を溜めないようにすることも必要です。が、財布の小銭を自宅に溜めている方も多いのでは? 溜まった段階で口座へ入金するのもOKですが、金融機関によってATMでの両替や一定枚数以上の硬貨取り扱いには手数料が発生します。
そのため筆者は、溜まってきた小銭をスーパーやコンビニでの現金支払いに回しています。常識の範囲内で……ですが。
会計をスムーズに行なうためにはコインホルダーが大変便利です。防災リュックに入れておくのもおすすめですよ。
キャッシュレス時代になって財布や現金の使い方も大幅に変わりました。支払いはスムーズですが、お金を使っている意識が乏しくなるため、管理は必要となります。財布やレシート、カードを整理して、家計のキャッシュフローを見える化してくださいね。