今日のいいね!
スリムなセカンド冷蔵庫が日本酒の備蓄に活躍! 着せ替えてリビングにも置きやすい
2024年11月13日 08:05
コストコや業務スーパー、ロピアなどを活用すると、大容量パックの食材や冷凍食品をたっぷり購入するようになるため、冷蔵庫の空き容量はいつも足りなくなります。しかし冷蔵庫は置き場所や搬入の問題もあり、なかなか大きくできません。また買い替えるとなるとハードルが高いのも事実です。
そこで近年、注目を集めているのがセカンド冷蔵庫です。リビングや寝室などに設置することで、冷蔵庫の容量不足を解消。さらに、いちいちキッチンまで飲み物や食材を取りに行かなくてもいい、という便利さも魅力です。
今回、事務所の冷蔵庫の容量不足を解消するために、お借りしてテスト導入したのがハイアールの「208L冷凍冷蔵庫 freemo(フリーモ) JR-SX21A」です。これを選んだポイントを紹介していきましょう。
省スペースで設置できる約45cmのスリムボディ
セカンド冷蔵庫を選ぶ時に最も大切なのが、容量とサイズのバランス。相反する要素ですが、求めている容量を邪魔にならずに置けることが重要です。
freemoの本体サイズは453×632×1,775mm(幅×奥行き×高さ)。横幅が非常にスリムで、その分高さがあるデザインを採用しています。奥行きは60cmを超えるため、一般的なリビング棚の奥行き45~50cmからは10cm以上前に出る点に注意が必要です。部屋の中央に置くのではなく壁沿いに設置するのが良さそうです。
freemoを設置してみて便利だと思ったのがドアの設計です。通常、冷蔵庫のドアは90度以上開かないと引き出しが出せないことが多く、壁際ぴったりには設置できません。しかしfreemoは、壁際を4mm空けておけばドアを90度開けられ、庫内のケースやボックスを引き出せるようになっていました。
定格内容量は208Lで、冷蔵室134L/冷凍室74Lです。近年のトレンドに合わせて、冷凍室の容量がやや大きい「ジャイアントフリーザー」を採用しています。
実際に壁際に設置してみましたが、それほど圧迫感はありませんでした。すぐ横にあるテレビ台からは15cmほど前に飛び出しましたが、部屋の配置次第で問題はなさそうです。
4合瓶が縦に入るから呑兵衛にも嬉しい
冷蔵室は棚が2枚あり、3段の空間と、密閉して収納できるフレッシュボックスを配置。野菜室やチルド室などはなく、フレッシュボックス内の温度は冷蔵室と同じでした。あくまで匂い移りなどを防いだり、食材を分別したりするために使う空間のようです。
2枚の棚のうち、下の棚は位置を2段階で選べます。この時に便利だったのが、上の位置に設定することで、日本酒の4合瓶やワインボトルを立てて入れられたこと。メインの冷蔵庫に入れにくいお酒をたっぷり収納できるというわけです。
もちろん、お酒を数多く収納しても、フレッシュボックスと最上段に食材を入れておくことができます。
なお、冷凍庫は使いやすい3段で、引き出し式トレイと引き出し式バスケットを採用。上の2段は同じサイズで、一番下だけ深いバスケットになっており、食材をたっぷりと収納できます。
付け替えができるマグネットカバーでリビングに置きやすい
freemoがセカンド冷蔵庫として「いいね!」と感じたのが、マグネットカバーを用意していることです。冷蔵庫はどうしても表面のドアパネルが無機質なデザインになるため、キッチン以外の場所に置くと浮いてしまいます。
しかし、freemoならリビングのイメージにあったマグネットカバーに着せ替えることが可能。これがいい意味で冷蔵庫らしくなくなるため、リビングに溶け込むというわけです。現在、12種類のマグネットカバーが用意されています。
セカンド冷蔵庫の欠点は、置き場所と消費電力です。400Lと200Lの冷蔵庫を置くよりは、600Lを1台買った方が省スペースで済みますし、電気代もかかりません。しかし、使える400Lの冷蔵庫がある状態で、600Lの冷蔵庫に買い替えるのはなかなかハードルが高く、またキッチン空間に設置できるだけのスペースも必要です。
それに対してセカンド冷蔵庫のメリットは、その時に必要なサイズを追加できること。そして、置き場所がキッチンに縛られないことです。この点においてもfreemoは、リビングや寝室に設置するセカンド冷蔵庫として非常に魅力的なモデルでした。