連載:ぼくらの自由研究室

一年間のご褒美に、新しい一年のはじまりに「お米番付2017」の入賞米はいかが?

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「日本お米向上委員会」が主催する「お米番付2017」が開催され、入賞米8種類が決定しました。この「お米番付2017」は、産地銘柄にとらわれず、本当に実力のある地域や生産者を発掘するお米のコンテスト。

お米番付2017

5年目を迎えた今回は、過去最高となる全国35都道府県159品の応募総数の中から、第一次審査では27名のお米マイスターによる食味審査を実施し、12種類のお米を最終審査に選出。最終審査では、ミシュラン星付き料理人や、世界で活躍するフードコラムニストなど、各方面の食のプロフェッショナルと五ツ星お米マイスター4名で入賞米を決定しています。

各界の食のプロフェッショナルが審査

全国159出品数の中から選ばれた入賞米は以下のとおり。

産地銘柄生産者
北海道雨竜郡秩父別町ゆめぴりか椛澤 雄大
群馬県沼田市コシヒカリ金井 繁行
新潟県佐渡市コシヒカリ間 克行
長野県飯山市夢ごこち市川 英夫
岐阜県下呂市いのちの壱曽我 康弘
京都府八幡市ヒノヒカリ辻 典彦
広島県山県郡北広島町コシヒカリ岸 洋正
宮崎県えびの市ヒノヒカリ宮崎 弘昭

本当に実力のある地域や生産者にスポットライトを当てるコンテスト

これまでは、消費者自身が「お米」を味で評価・判断し、本当においしいお米を選ぶことが少なかったのが現状でした。有名な産地銘柄や、機械的なお米コンテストで表彰されたものしか判断基準がなく、そのほかのお米は価格競争を強いられ、品質に見合った正しい評価がなされることはなかったとのこと。

そこで、台頭する産地銘柄の影に埋もれながらも、地域特性の有効活用や独創的な栽培技術、研究を重ねた匠の技により育まれた「甘いお米」は、もっと評価されるべき存在だというのが「日本お米向上委員会」の考え方とのこと。

消費者が安心しておいしいお米を購入できる裏付けを担保し、「甘いお米」づくりに本気で向き合う産地と生産者を全国から発掘することで、消費者と生産者の双方に価値のあるコンテストとして開催を決定したそうです。

ほかのコンテストとの違い

このコンテストでは、全国からエントリーされたお米すべてを、「日本お米向上委員会」が定めた7つの食味基準に基づき、日本米穀小売商業組合連合に認定された27名のお米マイスターおよびミシュラン星付きの料理人やフードコラムニストなど、東西の食のプロフェッショナルによる審査を経て上位8品を決定。

7つの食味基準

そうした厳正な審査を経て入賞したお米はどんな味がするのか気になると思います。そんな人は、祇園と銀座の米料亭八代目儀兵衛で「銀シャリの炊き立てご飯」を期間限定で味わうことができます。店舗情報や提供期間はこちら。

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一年間のご褒美に、新しい一年のはじまりに、おいしいお米を楽しんでみてはいかがでしょうか。

編集部