e-bike日々徒然
自転車のチェーンが切れる瞬間を目撃!! やっぱりメンテナンスは大事
2020年11月11日 09:00
あっ!!! 切れた!!! チェーンが切れたーっ!!!
いやー初めて見ました、自転車のチェーンが切れる瞬間を。e-bike部員らとMTBコースを周回していましたら、「さぁもう一周行ってこよう!!」と元気に走り出したメンバーが乗るe-bikeのチェーンがブチン!!! と音を立てて切れてしまいました。
チェーンを切ったメンバーは、「急にペダルが軽くなってアレッと思った」とのこと。MTBコース入り口での出来事でした。不幸中の幸いかもしれません。
もし、MTBコース上でチェーンが切れていたらイロイロとタイヘンだったかも。最悪、ペダルから足が外れて転倒することもあるでしょうし、コースの奥でチェーンが切れていたらスタート地点まで重いe-bikeを押して戻ってこなければなりません。
それにしても、チェーンってどういうふうに切れるの? 金属がブパキッと割れるとか? 継ぎ目の部品が抜けたりするとか? 疑問を抱きつつ切れたチェーンを見ていたら「なるほど」と思いました。
しかしまあ、どうしてこうなっちゃったんでしょう? メンバーらは原因を考えましたが、よくわからず。でも切れたチェーンをいじっていたら、何となく原因が見えてきました。
切れたチェーンは、チェーンの所々が「渋い動き」でした。ギアに沿って一応は曲がってはくれるものの、普通のチェーンと比べると曲がり方が硬いのです。こういう硬さだと、チェーンが真っ直ぐに伸びずにギアに入っていくなどして、部分的に異常な力がかかってしまい、それが破損につながったんじゃないでしょうか。
さらに、切れたチェーンをよく見ると、とても汚い。固まった油脂がたくさんこびりついていました。手入れをしていなかったんですね。
そうなんだー!!! チェーンってメンテナンスしないと、こーなっちゃうんだー!!! やはり定期的な汚れ落としと注油は大切。メンバーはみんな「今日帰ったら速攻でチェーンの手入れしよっと!」と言っていました。
やや余談ですが、よく「チェーンが伸びる」と言います。でもチェーン自体は人間の踏力程度では伸びることはないそうです。しかし長年使っているとチェーンの長さが長くなり、弛んだりしますよね。
これは伸びたのではなく、チェーンのつなぎ目に細かい砂などが入り込み、それによってチェーン可動部が削られたのだそう。小さな削れがチェーンの各コマのつなぎ目に起きると、チェーン全長が長くなってしまうというわけです。
そしてこの問題も、チェーンの汚れ落としと注油で防げるそうです。やっぱりチェーンなどの可動部のメンテナンスは大切なんですね。