941のイクメン徒然
第13回:初めての動物園は、大人の方がドキドキ!?
by 櫛井 優介(2014/2/27 07:00)
毎度どうも、くしいでがす。
関東地方は微妙に花粉が飛び始め、今年も花粉症の薬を飲み始めた。毎年「去年の○倍!」とか言われて「またかー」と思うけど、今年ばかりは娘が花粉症じゃないかだけが心配。子供が花粉症かどうかっていつからわかるもんなんだろう? 後で調べてみよう。
さて、今回は数カ月さかのぼった話。「生後半年前に動物園へ連れていくとアレルギーになりにくい」という、どこまで本当かわからないけどそういう話があって、純粋にお出かけがてら行って見みようぜーと行ってみた話。なぜアレルギーになりにくいかは検索してみるといくつかそれっぽい見解が見つかるので興味のある方はググってください。
行ったのは9月下旬で生後半年少し前、寝返りが成功した頃。少し遠出して千葉市動物公園という、動物園と公園が合体したのんびりした施設。立つレッサーパンダ「風太くん」で有名になったところでもある。
実は娘は電車に乗るのが初めてだったので、乗り換えはあるし電車の中で突然泣き叫ばれたらどうしよう……と親は緊張しつつ、あっさりと何の問題もなく動物園へ到着。動物園内は「動物公園」という名前の通り、広めの公園という雰囲気でゆったりしていてよいところだった。入園料も大人500円と安い(幼児は無料)。
この頃は季節の変わり目で、陽が出ると暑くて雲に隠れると少し肌寒いので大人は長袖で調節。娘には買っておいた長袖系の服やブランケット的なものを色々かぶせてみたり脱がせてみたり……なにしろ娘にとって初めての屋外散歩だったので、親の方がドキドキしていたのだ。
娘は動物がいるとかまだわからないみたいだけど適当に抱っこしながら「おさるさんだねえ」「あれはゴリラだよ」「鳥は今日はいないねえ」なんて娘に話しかけながら歩いた。娘はなんだか神妙な顔つきで聞いていた。
生後半年なので、そう長居はできない。園内をぐるっと一周して、授乳室でおっぱいをあげてから帰った。子供が多く集う施設というのは授乳室やオムツの交換用の部屋なんかも準備されていて、自分が親になるまでこういうことにはなかなか気付かなかったなあと新しい発見が多い。
いやー、なんだかんだでぐるっと大きめな公園を一周するのは疲れるねー。でも、良い子にしてくれて良かったねー。なんて帰りの電車で奥さんと話していたら「お、なんか腕があたたかいな」と思った瞬間に抱いてた娘が吐いてた。安心したのも束の間、子供はカジュアルに吐くから油断がならない。
あれからもう半年、最近の娘は動物を見ると反応するようになったし、つたい歩きもできるようになった。神妙な顔だけでなく、楽しそうな顔も見せてくれるかもしれない。というわけで、春になったらまた行くつもり。