941のイクメン徒然
第372回
小学生の娘が歯列矯正スタート。治療の流れや費用をまとめました
2021年7月1日 07:00
まいど、どうも! くしいです。
緊急事態が明けたので旅行にでも行きましょうかねえと色々みていたんですが、Go To トラベルの価格帯を思い出してしまって「すごく高い……無理……」となってしまう今日この頃。それはそうと、気兼ねなく出かけられるのはいつになるんでしょうね。
さて、本日は歯列矯正の話です。経緯、治療の流れなどを説明し、かかった費用は最後にご紹介します。
小学2年生になった娘は歯が生え始めた頃から反対咬合、いわゆる受け口なのがとても気になってました。反対咬合は大人になってから治療しようとするとかなり大変で、家族には最終的に大掛かりな手術をして治した人もいるので、治療をいつから始めようかと考えていました。
歯医者さんに相談したりして、5歳くらいから開始しようと思っていましたが娘は歯医者が超ウルトラ大嫌い。あの椅子に座るだけで大泣きしちゃうくらいに苦手。5歳になって知人に紹介してもらった矯正歯科へ行ってみたものの、座って大泣きしてしまって「そもそも座れないから治療はまだ難しいですね」と断られ、1年ほど時間をおいて6歳10カ月になって改めてスタートしました。
7歳近くなると歯医者も徐々に平気になり、最初はかなり緊張していましたが「本当に痛いことは何もしないよ」と説明すると納得して、診療方針を決めるためのチェックを何とか受けられるようになりました。乳歯と永久歯が混在するタイミングで、骨格もまだ柔らかいためコントロールしやすいので「顎の骨格を整える」を目的とした1期治療を開始することに。
歯科医の先生から詳細に説明を受け、このような流れで進行していきます。
- 永久歯がまだ少ないのでマウスピース(プレオルソ)で反対咬合の治療
- 永久歯がある程度生えてきたらプレート(拡大床)で上アゴを広げる
- 落ち着いてきたら上顎前方けん引装置を使用
2020年の2月から、寝る時はいつもプレオルソを装着するようにしましたが最初の1週間くらいは異物感でつらかった模様。慣れたと思ったら2週間程度ですぐに反対咬合だった噛み合わせに改善が見られ、医療はすごい! と驚きました。数年悩んでいたのは何だったのか……。
とはいえ治療はまだまだ半ば。その後も継続し、開始から8カ月ほど経ってある程度永久歯が生えてきたので2020年11月にはプレート(拡大床)に切り替えることになりました。
プレオルソは型が決まっている市販品ですが、プレートはオーダーメイドなので粘土で型を取る必要があります。この型取りが苦いわ感触が気持ち悪いわで大変で、娘はボロボロ泣いておりました。がんばれ……!
現在は、頑張って完成したプレートを毎日装着して寝ています。プレートはネジで調節し、週に1/4ずつ徐々に回転して上顎のスペースを広げていきます。これは、上顎の永久歯が生えてこようとするスペースが無いので、まずは広げて正しく生えてくるように調整するもので、歯並びはあとで矯正するそうです。また、今後このプレートをベースに器具を引っ掛けて上顎前方けん引装置を装着することになっています。
歯列矯正は何年もかかりますし、おそらく中学生くらいまではお世話になる計画です(顎の成長度合いなどによって変わるので明確に終わりは見えません)。
費用は最初の診察・検査・マウスピース(プレオルソ)までで10万円、プレートに切り替えたタイミングで追加で30万円ほど追加でかかるので6歳くらいから始めるとだいたい40万円くらい(装置費用などは全て含まれています)。
これにプラスして1〜2カ月おきの定期検診が1回3,000円くらいなので、6歳から年に6回ペースで通うと仮定すると10年でトータル60万円ほどになる見込みです。決して安くはないですが歯並びは一生モノなので、投資する価値は十分ありますね。
反対咬合や歯列矯正を開始するタイミングは色々だと思いますが、我が家の場合は6歳の終わり頃から開始してわりとうまくいってるという話でした。歯医者が得意かどうかでも随分とタイミングに差が出ると思いますが、参考になれば幸いです。
ちなみに、年に何度も通うことになるのでなるべく通いやすいところを選ぶとよい気がします。