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日立、組み立て不要ですぐに使えるDCモーター扇風機

 日立コンシューマ・マーケティングは、箱から出してすぐに使える“らくらく扇”をコンセプトにした、DCモーター搭載扇風機を4月中旬に発売する。「ハイポジション扇 HEF-DC4000」と、「リビング扇 HEF-DC60」の2機種で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は26,000円前後、17,000円(税抜)。

DCモーター扇風機「ハイポジション扇 HEF-DC4000」
「リビング扇 HEF-DC60」

 組み立て不要のDCモーター扇風機。高齢者を中心に、購入後の組み立てが容易な扇風機が求められていることを背景に開発したという。スタンドとベースが一体型構造で、羽根やガードが取り付けてあるため、面倒な組み立てがなく、買ってすぐに使えるとしている。

 DCモーター搭載により、うちわで扇ぐようなやさしい微風(うちわ風)から強風まで、風量を細かく設定できる。省エネ性にも優れており、消費電力は「ハイポジション扇 HEF-DC4000」が最小で2.0W、最大で21W。「リビング扇 HEF-DC60」が最小で1.6W、最大で18Wを実現している。

 最上位モデルの「ハイポジション扇 HEF-DC4000」は、操作部にタッチキーを採用。指で触れるだけで快適に操作できるという。首振りは、上方向に約90度調節でき、部屋の天井付近の空気も撹拌しやすい。

 本体サイズは、371×360×810~1,110mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約5kg。羽根枚数は8枚。風量設定は8段階。首振り角度は、左右が約45度/70度/90度、上方向が約90度、下方向が約10度。

組み立て不要で、箱から取り出してすぐに使える
操作部にタッチキーを採用

 「リビング扇 HEF-DC60」は、本体重量約2.9kgと軽量な点が特徴。持ち運びに便利としている。大きなボタンで操作が簡単な「でかボタン」を採用。

 本体サイズは、360×360×730~900mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約2.9kg。羽根枚数は5枚。風量設定は6段階。首振り角度は、左右が約70度、上方向が約24度、下方向が約12度。

 このほか、ラインナップとしてDCモーター搭載の「HEF-DC200」、DCモーター非搭載の「HEF-110R(リモコンタイプ)」「HEF-110M(本体操作タイプ)」を4月中旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に、20,000円前後、11,000円前後、10,000円前後(税抜)。いずれも、使用前に組み立てが必要となる。

内部スイングで首振り動作が気にならない「縦型扇風機(スリムファン)」

縦型扇風機(スリムファン) HSF-DC910

 また、「縦型扇風機(スリムファン) HSF-DC910」も4月中旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は19,000円前後(税抜)。

 DCモーター搭載で、高い省エネ性能を実現。首振り時に本体が回らない「内部スイング」採用で、動作が気にならないという。表示部は液晶表示で、視認性が良く、動作状態がわかりやすいとしている。

 本体サイズは、280×280×730~940mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約3.7kg。風量設定は6段階。首振り角度は、左右約55度。

西村 夢音