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ユカイ工学の見守りロボット「BOCCO」が、Android端末に対応

コミュニケーションロボット「BOCCO」

 ユカイ工学は、同社の見守りロボット「BOCCO(ボッコ)」に対応したAndroid端末用アプリをリリースした。価格は無料。利用にはBOCCOの購入が必要で、BOCCO自体の価格は29,000円(税抜)。

 BOCCOは、BluetoothとWi-Fiに対応したコミュニケーションロボット。インターネット経由で、外出先のスマートフォンと音声メッセージのやりとりが可能。

BOCCOを介して、家の中と外で声によるコミュニケーションが可能になる
BOCCO本体と振動センサー

 音声メッセージのやりとりは、スマートフォンや携帯電話の扱いが苦手な子どもや高齢者でも簡単にできるという。本体のボタンは2つだけで、右側のボタンを押して声を録音すると、自動でスマートフォンのアプリに通知され聞けるようになる。逆にアプリで録音した声は、左側のボタンを押せば再生される

 また、ドア開閉センサー(振動センサー)が付属し、家のドアや冷蔵庫などに設置することで、子どもの帰宅など様々なアクションをBOCCOが感知し、専用アプリに自動で通知。子どもや高齢者の、帰宅や外出が外からでも把握できる。

アプリ画面

 今後は、部屋の明かりがついているかどうかを検知する照度センサーや、窓が開いているかどうかを検知する磁気センサーなども用意される予定。

河原塚 英信