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東芝、サイクロン部まで分解して水洗いできるクリーナー「TORNEO V」
(2015/7/15 18:16)
遠心分離部の中まで水洗いできるサイクロン式掃除機
東芝ライフスタイルは、サイクロン部まで分解して水洗いできるクリーナー「TORNEO V(トルネオ ヴイ) VC-MG900」を8月中旬から発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は9万円前後。
ミクロのゴミも99.9%まで分離し、吸引力が99.9%持続する独自の「バーティカルトルネードシステム」を搭載したサイクロン式掃除機。新モデルでは、吸引力はそのままに12気筒のサイクロン部の中まで洗える構造を採用するなど、清掃性にこだわった。
トルネオシリーズでは、従来よりダストボックスの水洗いに対応していたが、サイクロンの遠心分離部の中を開くことはできなかった。新製品では、遠心分離部の中まで開けられる構造とし、内部に付着する汚れも水洗いできるようになった。
また、ダストカップには、東芝の洗濯機「マジックドラム」でも採用している親水性コーティングを採用。油分を含んだ粉ゴミなども、水洗いで簡単に洗い流せる。
粒子径0.3μm以上の微細塵を約99.999%捕塵
排気性能も向上している。モーターから漏れる細塵対策として、モーターケースの構造を見直したほか、高集塵フィルターを新たに採用。粒子径0.3μm以上の微細塵を約99.999%捕塵できるという。
使い勝手の面では、走行時に引っかかりにくい本体デザインを採用。ガード部の面積を小さくし、家具に当たりやすい側面に起毛布を採用し、あえて横滑りしやすいタイヤにすることで、壁などに引っかかったときも、動かしやすくなった。
ヘッド部ブラシには、じゅうたんの綿ゴミだけでなく、フローリングの粉ゴミも拭き取る新素材のブラシ毛を採用。ブラシに絡みついた髪の毛などをハサミで切り取りやすいようにハサミを入れられるスペースを設けた。
アタッチメントは、ふとんの奥のダニ、花粉などのハウスダストをたたき出して吸引する電動ふとんブラシを新たに採用したほか、ロングブラシ、伸縮ロングノズル、すき間ノズル、付属品用ホースなどが付属する。
本体サイズは220×322×276mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は3.2kg。集じん容積は0.4L。本体カラーは、グランレッド、ターコイズブルーの2色。
下位機種として、電動ふとんブラシが付属しない「VC-MG800」、付属品がすき間ノズル、お手入れブラシのみの「VC-MG600」を同時発売する。また、エントリーモデルの「VC-S500」も9月1日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に8万円前後、65,000円前後、55,000円前後。