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パナソニック、約2年間のお手入れを不要にしたサイクロン掃除機「プチサイクロン」シリーズ

 パナソニックは、吸引力と軽量化にこだわったサイクロン掃除機「MC-SR530G」と「MC-SR33G」を8月25日から発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に6万円前後、5万円前後(いずれも税抜)。

MC-SR530G(ピンクシャンパン)
MC-SR33G(メタリックレッド)

 遠心力でゴミと空気を分離するサイクロン式の掃除機。新たに二次分離の8気筒の遠心分離ユニットをダストボックス内に搭載。一次と二次、2つの遠心分離で、ゴミと空気をしっかりと分離する、フィルターレス式を採用した。

 一次分離の部品に、斜め穴加工を施した「ステンレスガード」を使うことで、約99%という高い分離率で、吸い込んだゴミを集じん部に送れるという。さらに二次分離の部品には、ゴミ通過時の静電気によるゴミの付着を抑えるため、帯電防止効果の高い「メタルコーティング」を施したという。

新たに採用されたダブルメタル機構により、約2年間のお手入れが不要になる

 この2つの金属部品を使った「ダブルメタル」機構を採用したことで、ダストボックス内の目詰りや汚れを抑えることが可能に。吸引力を持続できるほか、従来品では約2カ月ごとに必要だったお手入れを、約2年間も不要にできるという。

 なお、低い角度から照射範囲を明るく照らし、ゴミの影を作り出して見えやすくする「LEDナビライト」の照度を約20%アップ。約20μmのゴミまで検知する、「ハウスダスト発見センサー」も引き続き搭載され、ユーザーのお掃除を強力にサポートする。

 本体サイズは238×327×290mm(幅×奥行き×高さ)で、本体重量は2.6kg。吸込仕事率は200〜約60W。「MC-SR530G」は0.3μm以上を約99.9%のゴミをキャッチでき、「MC-SR33G」は0.5μm以上を約99.9%キャッチできる。

河原塚 英信