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家庭用並みに価格を抑えた業務用アロマディフューザー

アロミック・エアー

 業務用のアロマディフューザーを手がけるアロマスターは、価格を抑えた芳香拡散器「アロミック・エアー」を6月16日より発売する。希望小売価格は12,800円(税抜)。

 適用畳数40畳の業務用アロマディフューザー。従来の業務用アロマディフューザーは、価格が10万円~30万円と高額なものが多かったが、新製品では希望小売価格を12,800円に抑え、家庭用アロマディフューザーと同等にした。これにより同社では、商業施設や医療機関、会議施設などへ導入が進むと見込んでいる。

 コストダウンするために、香りの放出機構を変更した。従来の業務用アロマディフューザーではポンプやコンプレッサーを搭載し、空気を圧縮して精油を微粒子化して空間に放出していた。一方で新製品では気化式を採用。精油を不織布に吸い上げ、ファンで風を送る。なお、完全に気化して香りが漂うため、周りがべた付かず、手入れの手間がかかりにくいという。

 使い方は、付属のオイル瓶に別売りのオイルを入れ、本体にセットして電源を入れる。オイル瓶は50mlと100mlの2種類が用意される。精油を直接吸い上げるため、水汲みや頻繁な精油の補充などの必要がないという。

天面に操作ボタンを搭載する
一度に100mlの大容量の精油をセットできるので、補充の手間がかかりにくいという
カラーは左から、クールシルバーとカームゴールド

 香りの強さは3段階から調節可能。1/3/6時間のオフタイマーを備える。

 本体サイズは120×230mm(直径×高さ)。重量は940g。消費電力は2Wで、電源アダプターが付属する。適畳数は6~40畳。カラーはクールシルバーとカームゴールド。

小林 樹