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NTTスマイルエナジー、クラウドサービス「エコめがね」利用者のパネル総量が10,000kW超え

 NTTスマイルエナジーは、家庭の太陽光発電や電力の使用状況をパソコンや携帯電話から確認できるクラウドサービス「エコめがね」について、サービスを利用しているユーザーのパネル総量が10,000kWを超えたと発表した。

エコめがねの表示画面では、ユーザーの総パネル容量や合計発電量も表示される

 エコめがねは、同社が2011年11月より提供しているクラウドサービス。専用のセンサーを家庭の分電盤に取り付けることで、太陽光発電の発電量や電力の使用量を測定し、無線LAN経由でクラウド上にアップされた測定データを、家庭のパソコンやスマートフォン、携帯電話から確認できるというもの。機能面では、電力量や電気代の収支を、日別・時間帯別のグラフで“見える化”する機能や、ほかのユーザーと電力量や電気代を比較できる機能も用意している。

他の世帯の発電量や電力利用量の平均値と比較できる

 今回の発表によると、エコめがねの提供開始から16カ月で、ユーザー数は3,000軒を超え、パネル総量は10,000kWを上回ったという。これは、太陽光パネル1kWあたりの年間発電量を約1,000kWhとすると、約2,800世帯の消費電力量に相当する値で、“日本国内の大規模メガソーラーに相当する発電量”という。

 同社では、2012年8月より太陽光などの再生可能エネルギーで発電された電力を、電力事業者が一定価格で買い取ることを定めた制度「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」が施行されたことから、更にユーザーが増えたとしている。

小林 樹